今日は
「人間の習性を利用したマーケティング」
まず
「なぜスーパーの入り口付近に肉を置かないのか?」
という話をさせて頂きます。
「安い」と感じてカゴに物を入れだすと、全く何もカゴに入れずにいた人よりも
比較的金額の高いものも一緒に買う傾向が強くなることが分かっています。
肉関連は、野菜に比べて金額が高めですが、
もし入り口付近に肉類を持ってくると、金額を見て、無意識に
「慎重に考えて、買うものを絞ろう」と考える傾向になり、
他の安いものでもあまり買わなくなってしまうというデータがあるそうです。
これは
「人間の習性」「心理的要因」を洗い出し、根拠に基づいた
マーケティングを行っているのです。
この他にも人間には、「動くものを無意識に目で追う」
習性があります。
これを上手く利用しているのが電車内での動画広告です。
「言われてみればなんとなく見てしまっている。」
という方も多いのでは無いでしょうか?
私自身もついつい見てしまいます。
「無意識」にです。
あまりにも目を奪われるので少し調べてみたところ、
実は動画広告の視聴率は
75,8%にも昇り電車に乗った人はほぼ見ているというデータが出ています。
これ本当にすごいですよね。
私たちは電車に乗るだけで知らず知らずの内に広告に教育され、
商品を買ってしまっているかも知れないと考えると少し怖いですよね。
この他にもまだまだ、人間の無意識の部分に触れた手法が山のようにあります。
これを意識して調査してみると、「へぇ~!」と思うことが沢山あって結構タメになりますよ。
それをあなたのビジネスにどう組み込むかを考えて下さい。
パズルのピースのようにぴったりとハマったなら、あなたのビジネスは物凄い速度で成長しますよ。
気になる方は是非調べてみてください。