これまでに何度も騙された経験があって、すぐには人や情報を信用できないという
メッセージやご相談を頻繁に頂きます。
様々な経験の中から、いつの間にか、「疑う力」を育ててしまい、接する人や情報をすべて、否定してしまうのです。
気を付けなければいけないのは、「思考は現実化する」ということです。
「また騙されるかもしれない」という怯えた考えが、皮肉なことに、またその現実を招くのです。
騙そうとしている人が、社会にはたくさんいます。
でも、すべてを疑ってしまうと、人生を変え得る素晴らしい人や情報との出会いの「チャンス」を失います。
更に、「騙されないように、、、」と警戒している態度は、騙す人にとって
「格好のターゲット」として映るということもあるでしょう。
だからこそ、また悲劇を招いてしまうのですね。私も、人並みに騙されてきました。
辛い過去があるし、思い出したくも無い経験もそれなりにしています。
それでも、私は、「信じる」ということを忘れていません。
人間は、「月」のようです。私達は、人の光を受けて輝くのです。
持ちつ持たれつ、互いに迷惑をかけ、時に傷付け、
互いに腹を立てながらも互いに許し合いながら生きています。
ですから、他人のすることはすべて「他人事」ではありません。
自分を信じるのであれば、それと同等か、それ以上に、他人も信じなくてはいけません。
時には、騙されることもあるでしょう。
それでも、私は信じ続けることが大切だと考えます。
人や情報を「疑う」力よりも、それらを「信じる」力の方が、圧倒的に高尚で、美しいものだからです。
あなたにも、このような気持ちで、目の前の「人」や「情報」を見つめて頂きたいと思います。