今回は、Ripple(リップル)がB&MGF(ビルゲイツ財団)と貧困撲滅のために提携したことについてまとめてみました。
ビルゲイツとは
ビル・ゲイツという名前を知らないビジネスマンはいないと思います。
世界長者番付で13年間も1位を保持した、マイクロソフトの共同創業者です。
ビルゲイツ財団とは
そのビル・ゲイツが、夫人であるメリンダ・ゲイツと、ウィリアム・H・ゲイツ・シニア(ビルの父)とともに、アメリカ・シアトルで創設した慈善財団が、
ビル&メリンダ・ゲイツ財団です。
このビル&メリンダ・ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation、B&MGF)は、ビル・ゲイツの個人資産を利用しており、資産400億ドルを超える世界最大の慈善基金財団です。
ちなみに基本財産363億ドルです。規模がデカすぎです。
ビルゲイツ財団にはウォーレン・バフェット氏も寄贈している
ビルゲイツ財団に、大富豪であるウォーレン・バフェットも自身の率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの株式のうち、
約300億ドルに相当する株式を寄贈することを、2006年に発表しています。
Ripple(リップル)とビルゲイツ財団が貧困撲滅のために提携を結ぶ
ビルゲイツ財団が貧困層無くすために、Ripple(リップル)と提携を結ぶことが発表されました。
なぜ、Ripple(リップル)と提携を結んだのかというと理由としては
ビルゲイツ財団と世界銀行は、貧困を解決するための最善の方法はすべての人に銀行口座を持たせることだと主張しています。
誰でもお金を自由に受け取ったり送ったりできるようになると、その国や地域で経済が活性化され、
貧困の問題を根本から解決できるという理由です。
Ripple(リップル)とビルゲイツ財団が提携して作られるオープンソースプラットフォーム「mojaloop」
Mojaloop(スワヒリ語の単語 “moja”は “one”を意味する)は、Interintger Protocolのような最先端技術を使用して、
fintech開発者のRipple、Dwolla、ModusBox、Crosslake Technologies、Software Groupと提携して作成されました。
個々のシステムで複数のプロバイダ間で資金を決済する。これは他の有望なデジタル金融ソフトウェアに加わりますが、
モバイルマネープロバイダーから顧客の経済における銀行、商人、政府機関までの相互運用性を、貧困層のニーズを具体的に満たす方法で拡大できる最初のモデルです。
Mojaloopは、世界の貧困層に利益をもたらす包括的な支払いモデルを構築するための専門知識とリソースを集めて、
経済競争の場を平準化することを目的としたゲイツ財団のレベルワンプロジェクトによって作成されました。
Mojaloopの開発と並行して、Ericsson、Huawei、Telepin、Mahindra Comvivaの4つのモバイルシステム企業がモバイル金銭の相互運用性のためのOpen APIを開発しました。
これらのAPIにより、モバイルマネープロバイダは、Mojaloopおよびそれから構築された製品とシームレスに統合できます。
Huaweiのソフトウェアプロダクトライン社長であるShi Yaohong氏は次のように述べています。
「モバイルマネーの潜在能力を最大限に発揮するためには、今日の複雑で分割されたデジタルペイメントエコシステムを進化させる必要があります。
「私はMojaloopを活用して、貧困層と低所得層のすべての顧客にデジタル金融サービスを提供するという目標を達成するための機会を模索することを楽しみにしています。
Ripple(リップル)とビルゲイツ財団が提携したオープンソースプラットフォームmojaloopのサイトはすでに登場している
すでに、Ripple(リップル)とビルゲイツ財団が提携したオープンソースプラットフォーム「mojaloop」のウェブサイトも出来てるようです。
Ripple(リップル)が開催する国際会議「SWELL(スウェル)」について
Ripple(リップル)が開催する国際会議「SWELL(スウェル)」については下記の記事を参照してください。

まとめ
正直、あのビルゲイツとRipple(リップル)と提携結ぶとは正直ビックリです。
しかも出だしでこの発表ってことはあと隠し玉いくつ持ってるんだよって感じですwww
ワクワクが止まりませんね本当に。