今回は、これからを生きる人全てに知ってほしい「お金」とは何かについてまとめてみました。
お金とは?
こちらに資本主義経済について詳しく記事を書いたので参照してください。

お金は不幸を減らす・避けるためのツール
よく、耳にする言葉があります。
「お金があれば幸せになれる。」
あながち間違ってはいないですが、
私の場合は、違います。
「お金だけでは幸せにはなれないが、お金があることで身にかかる不幸を減らしたり避けたりすることはできる」
と考えています。
お金は年収7万5000ドル(約900万円)を超えると感情的幸福は比例しない
2002年にノーベル経済学賞を受賞した米プリンストン大学の心理学者、ダニエル・カーネマン教授が面白い研究をしています。
それによると感情的幸福は
年収7万5000ドル(約900万円)までは収入に比例して増えますが、それを超えると比例しなくなります。
先ほど話した通り、お金があるだけでは幸せになることはありません。
お金があれば自分の欲求をおかえを対価とすることで満たすことができますが、人間というのは生理的欲求だけでは満たされない生き物です。
マズローの欲求五段階説というのは有名なので知っていると思いますが、
人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が満たされると、より高次の階層の欲求を欲するとされています。
人の欲求はお金で買える範囲だけではないので全てが全てお金で解決できるわけではないということです。
お金よりも時間こそが幸福にとって大切な要素
私は、幸福に大切な要素として
「時間」
というのが非常に大きなキーワードかなと思っています。
幸福を実感するには、どれくらい自由時間が必要なのだろうか?
その答えは
「7時間」
です。
ですが、多くの人はその半分ちょっとの自由時間を取っていない。
その長さは4時間14分だそうです。
どれだけ忙しい職場で給料が多くもらえても人は自由な時間がなければ幸福とは思えない生き物です。
中には、そうではない人もいるとは思いますが、大半の人は自由な時間があることで幸福度は増します。
つまり、自由な時間を確保するかが人生にとって大切な要素になっていきます。
お金を得る=価値を生み出す
お金を得るとか稼ぐというのはどういうことかというと、私なりの意見としては
「お金を得る=価値を生み出す」
ということだと思っています。
では、価値とはいったい何か?
「価値とは人々が悩んでいることや困っていることなど全てを指します。」
つまりあなたが世界中の人々にとってどれだけ悩みや困ったことを解決できるか?
というのがあなたが得るお金の総量になります。
スキルや知識があり人の悩みを多く解決できる人にはお金は集まりますし、
逆に人の悩みをあまり解決できな人にはお金は集まりません。
グーグルとコンビニアルバイトであれば、どちらが多くの人に価値を提供できると思いますか?
もちろん答えは前者です。
グーグルは世界全体で検索エンジンや様々なコンテンツなどを作り、人々の問題や悩みを解決しています。
ですが、コンビニアルバイトが同じことをやれと言ってもできません。
やれることはマニュアル化がされている外国人労働者にでもできる仕事だけです。
誰でもできることはさほど価値は生まれません。
実にシンプルな構造だと思っています。
おそらくこれを読んでいる人の大半がサラリーマンなどの定職についている人だと思います。
そういった人は会社にとって時間、労働という悩みや問題を
あなた自身の時間を使って解決している状態です。
人には平等に24時間存在し、あなたはあなた自身の時間を価値にして対価を得ることができています。
ですが、時間に対してお金を得ているということは自由な時間は得ることは確実に不可能であるとことは事実です。
労働だけではお金は増えない
今までの人生で自分はどのくらいの時間を仕事や会社に費やしてきたかを計算してみます。
次の数字は、大卒後22歳で入社して、60歳で定年を迎えた標準的な人の生涯労働時間です。
1日8時間労働に、通勤時間を2時間として計算してある。休日を除いた年間労働日数は250日とした場合、
生涯労働時間は,10時間×250日×38年間=9万5000時間となります。
これは残業や休日出勤などをしなかった場合の数字です。
つまり、労働だけでは
9万5000時間×対価=手にするお金
にしかなりません。
現在は、60歳を超えても働くことを推進していますが、誰もそんな歳をとってから働こうとは思っていないでしょう。
つまり、労働だけでは限界があるんです。
年功序列がなくなった今、歳をとることで自動的に役職につける時代は終わったのでそういった時代は
「いかに自分のお金を増やすことができるか」
というのがこれから生き延びるために必要な知識、教養、スキルになっていきます。
いかに自由な時間とお金を得ることができるか
一番ベストな生き方は
「自由な時間とお金双方を確保することができるか」
というのが大切になっていきます。
生活のためとはいえ、時間を対価として得ている以上は時間を得ることはできないので、幸福は減ってしまいます。
逆に自由な時間を手に入れてしまえば、時間を切り売りしている人にとっては収益はないので生活ができません。
では、どうすればいいのか?
簡単なことです。
「自分の時間以外で収益を生み出せる仕組みを作る」
ということです。
自分の時間内で収益を得るということは時間を使っているので、
いかに自分の時間外で収益を生み出すかが
お金と時間両方を手にする方法です。
中には、そんなこと言ったってできているならとっくに作ってるわと言われてしまいそうですが、
この仕組みを無料で得ることができる方法があります。
すでに、実践している人はどんどん自由な時間を確保しています。
難しいことは一切ありません。
ただ実践している人と同じようにするだけなので。
その仕組みをみなさんにご紹介します。
まとめ
今の時代は、各々が、真剣に自分の人生と向き合って何が大切で、何が間違っているのかを判断する必要があります。
・親が言っていることが正しい
・お金を持っている人が正しい
・有権者の言っていることが正しい
全て違います。
「あなたが納得した答えが正しい」
のです。
進学、就職、転職、起業、移住、結婚、離婚、出産、介護など
これら全ての選択は
「他人の許可や同意」
を求める必要がないです。
あなたがそうすべきだと思うならそうすればいいんです。
他人は関係ありません。
既存の正解ではなく、あなたの納得解を得ることが今後人生にとって非常に大切になっていきます。
若ければ若いほどこの先の人生が長いのであなたがどう納得する答えがあるかが重要な時代です。
少しでもこれを読んだみなさんが、自分なりにお金、時間、働き方、人生について考えることができれば幸いです。