今回は、メキシコが仮想通貨を含むフィンテック業界の規制することについてまとめてみました。
メキシコが仮想通貨を含むフィンテック業界の規制!!
今月のメキシコは、Bitcoinのようなcryptocurrenciesを使用している企業を含む急速に成長する金融技術分野の規制を目的とした提案された法案を発表する予定です。
この法案は、この急成長する業界での競争を促すとともに、顧客を守ることを目的としているようです。
メキシコはまた、この法案で、財政の安定を確保し、過激派のマネー・ローンダリングと資金調達を守ることを望んでいる。
・中南米における大規模な潜在成長
メキシコは、クリプトカルトだけでなくフィンテック企業の規制も積極的に進めている英国や米国を含む少数の国々に加わります。
フィンテック企業の希望は、メキシコの120百万人の人口の半分以上が銀行口座を持たないため、大規模な潜在市場を開拓しようとすることです。
「この法律は、技術革新の分野と同様にダイナミックなセクターが、当局がリスクを緩和し、
競争環境での成長を可能にする規制枠組みを必要とする必要性を認識している。
・ビルには何がありますか?
この法案は、資金集めの資金提供者や支払い会社を含むセクターのコストを削減し、
競争を促進するのに役立つ、fintech企業の運営に関する明確なルールを設定することを提案している。
さらに、Bitcoinのようなデジタル通貨で動作する企業を規制するためのセクションもあります。
これに関する詳細はあまり詳しくはないが、そのような行動を審判するためには、中央銀行に多くのものが落ちると言われている。
メキシコの巨大企業であるYoteprestoの創設者Luis Ruben Chavez氏は、「この規制は、この分野のすべての企業にとって良いニュースだ。
・大規模なメキシコの成長
メキシコは世界的に巨大な未開拓の市場であり、特にラテンアメリカではそれが先行しています。
2015年にフィンテック企業数は約50社に達し、2017年にはこれまでに2401社の新企業がすでに存在しています。
→https://cointelegraph.com/news/mexico-to-join-club-of-countries-with-bitcoin-regulation
メキシコの中央銀行総裁がBitcoin(ビットコイン)を通貨として認めないと主張
Banco de Mexico(メキシコ銀行)の総裁、アグスティン・カルステンス氏は、
中央銀行を介さず、また価値の裏付けや保証されていないビットコインなどの仮想通貨を通貨として定義をするべきではないと主張を強めた。
また、ハッキングなどのサイバー攻撃や匿名性の高さから、犯罪などに利用される可能性もあるため、セキュリティ面の問題も抱えているとし、
ユーザー保護のために技術開発を進めていくことだけでなく、仮想通貨などを金融監督当局とともに規制していく必要があるとした。
また、メキシコペソの下落が続くため、メキシコ国民は代替通貨としてビットコインを利用する機会も増えていることも、
法定通貨の管理をする中央銀行からすれば、問題のひとつとなっているとも考えられる。
仮想通貨を取り巻く環境は必ずしも良い面だけではない。とくに問題として挙げられるのが、
マネーロンダリングや、やはり匿名性の高さから犯罪資金に利用されるといった点だが、
ビットコインはブロックチェーンにより過去の履歴を追跡でき、改ざんすることもできないため、安全だとする意見もある。
しかしながら国際間での支払いが便利な反面、政府の監視下に置かれないため、税金などの問題も考えられている。
このあたりは技術面や法律上での議論もあるため複雑な問題だが、国として受け入れるのには、まだハードルが高く賛否両論に分かれているのが現状だ。
日本では改正資金決済法により、法整備を進めることで、仮想通貨を受け入れていく姿勢が伺えるが、
メキシコ政府では以前から法的な管理下に置かれないものには否定的で違法との見方を示している。
北米自由貿易協定(NAFTA)により貿易が盛んなメキシコだが、法改正などが行われ仮想通貨が認められれば、
その恩恵も多く得られるのではないだろうか。メキシコ政府の動向にも目を向けていきたい。
→https://apptimes.net/archives/7061
まとめ
現状、規制が厳しい国と、そうでない国に分かれている状況ですね。
あまり行き過ぎると結局法の力で抑制されてしまうのが現状ですね。
そう考えると、仮想通貨のどこでも決済ができるという利点が厳しい状況になりそうですね。