ネットビジネスをする際に、
どの分野やマーケットに参入するのかが、ものすごく大事です。
今回は儲かるマーケットの条件についてお話したいと思います。
儲かるマーケットの条件は、
大きくわけて3つ存在します。
顧客が情熱をもっている市場
その1つ目は、
「顧客が情熱をもっている市場」
です。
例えば、ペット業界が1つの例として挙げられます。
ペットを飼っていない人には分からないかもしれませんが、
ペットは飼い主にとって子どもと同じくらい大事な存在です。
ペットに何万円もする服を買ってあげたりする行動は、
まさに情熱がハンパではないことの表れでしょう。
こういう業界では、価格に対しても寛容的になります。
こういう市場は非常にオイシイです。
ペット業界以外にも、アイドル業界も挙げられます。
好きなアイドルのために、何十万も何百万も使う人がいますが、
これも情熱がハンパではないからこそです。
あなたが新規参入を考える際には、情熱があるマーケットかどうかを是非判断してください。
他には、顧客の悩みが深い市場もチャンスです。
悩みが深ければ深いほど、商品やサービスが高額でも売れる。
例えば、生死にかかわる病気などは、悩みが深いため、それを解決する商品やサービスは、非常に売れる傾向にあります。
情熱が凄いか、悩みが深いかというこのどちらかにアプローチしてみてください。
リピート性がある
そして、2つ目の条件ですが、
「リピート性がある」ということです。
新規客ばかりを追いかけるビジネスでは、全く儲からなくなってしまいます。
その理由は、新規客を獲得するのには、多大のコストがかかるからです。
既存客にリピートしてもらう仕組みをきちんと確立することが大事になってきます。
こういうと、住宅など生涯に1回しか購入しないものは、
ビジネスとして厳しいのではないかと思われかもしれないですが、全くそんなことはありません。
何か別のサービスや商品で、リピートしてもらうことを考える。
これが大事です。
今あなたのビジネスにおいて、リピート性がないのであれば、リピート商品を作ってください。
また、リピート性があるのであれば、あと1回利用してもらうために、どんな施策が出来るかを考えてみてください。
リピート回数が増えれば、顧客生涯価値が上がります。
これは、単純に売上や利益が上がるだけでなく、
新規客の獲得コストを上げられるメリットがあります。
獲得コストを上げてでも、戦えるというのは、
ライバルより圧倒的な有利な立場を築くことに繋がります。
PPC広告の単価が高騰したとしても、出稿し続けれられる体力があるわけです。
そうなれば、検索マーケティングにおいて、絶対的な有利な立ち位置になります。
もちろん、アフィリエイトや紹介においても、紹介料を高く出すことができるので、紹介も増えていきます。
こう考えると、全てが良くなっていくわけです。
是非、リピート施策は真剣に考えてください。
その施策を学ぶ上では、本やセミナーも良いですが、
実際に商品やサービスを購入するのが一番です。
私がオススメするのは、ディアゴスティーニです。
テレビCMなどもやっているプラモデルなどを作っていく商品です。
あれは、リピート回数がハンパではありません。
顧客に情熱があって、リピートするので儲かるんです。
でなければ、テレビCMのような高額な広告を実施できません。
是非、一度購入してみてください。
大抵3ヶ月目に、凄いことが起こりますよ(笑)
お金を持っているかどうか
3つ目の条件は、
「お金を持っているかどうか」
です。
勘違いしないでほしいのは、
富裕層や億万長者を相手にするといった話ではありません。
ビジネスする上での顧客の分類として、個人なのか法人なのかという2つがあります。
B to Cビジネスなのか、B to Bなのかです。
客単価の高さで言えば、法人の方が高いです。
個人は消費でモノを買い、法人は投資でモノを買います。
費用対効果が分かれば、法人ビジネスでは多額のお金が動きます。
じゃ~個人向けのビジネスは全く儲からないのかというと違います。
一番良いのは、B to CとB to Bの組み合わせ。
これで爆発的に儲けているのが、あなたも知っているTSUTAYAです。
TSUTAYAは、映画や音楽などのレンタル業で儲けていると思っている人が多いのですが、実際は全然違います。
TSUTAYAが一番利益を確保できるのは、法人相手の商品とサービスです。
「えっ!?TSUTAYAって法人にレンタル業もしているの?」
と思わないでくださいね。
TSUTAYAは、男女別・年齢別に誰が・いつ・どこで・何の商品を
レンタルしているのかのビックデータを収集しています。
今では、コンビニなどでもTSUTAYAポイントを利用できますよね。
そのポイントも、購買履歴の情報が知らないうちに収集されています。
このデータを法人相手にコンサル付きでセットにして販売しています。
映画制作会社、番組制作、新商品開発など、色々なシーンでこのデータは活用されています。
マーケティングのためのツールです。
これに対して、企業が数千万~数億円を払う。
これが一番儲かるわけです。
表から見ると、B to Cですが、裏ではB to Bで儲ける仕組みです。
あなたが参入しているビジネスでも、このような仕組みが出来ないか是非とも検討してみてください。