高額のセミナーや教材に投資をしても、
そこで身につけた知識をなかなか活かせず、
成果に繋げられない方が多くいらっしゃいます。
この理由はとても単純なことで、
その学び自体は、「実践」の中で
学んだ知識ではないからです。
会社員でも、起業家でも、
実際の仕事は、学問のような洗練された
「サイエンス」ではありません。
極めて人間臭くて泥臭い、
「アート」のようなものです。
個性が出て当然であり、
個性こそが、成果を生み出すということです。
ですから、
身につけた知識や分析のフレームワークを踏まえ、
今まさに当面している課題に対峙して、
どのような視点や切り口で
アプローチすれば解決できるかという
「応用力」が求めらるのです。
そして、「応用力」を高め、
「アート」の独自性を強めるためには、
「実行」し続けることが最重要です。
立派な計画を策定することも大切ですが、
それは、成果を上げるための5%に過ぎません。
95%は、現実に「実行」されるかに
かかっているのです。
つまり、「実行」し続け、
そこでの成功と失敗を、成果を出している
先人に共有し、改善点を見出していくことで、
知識を知恵として自分のものにできると考えます。
“5%の「計画」と、95%の「実行」”
これを宣言し、実際に実行していったのは
日産のカルロス・ゴーンですが、
頭でっかちで考え過ぎな傾向がある日本人に、
良い刺激を与えてくださったと感じます。
「計画」だけで立ち止まらず、
「実行」がすべてだという意識を持って、
早速、行動し始めたいですね。