日本の若者の所得は20年前から上がっていない!?
負担だけがのしかかり既に絶望的!?情報についてまとめてみました。
若者の〇〇離れの話をするまえに考えることがある
若者の〇〇離れの話をするまえに可処分所得を見るべきです。
可処分所得とは、
所得のうち税金や社会保険料などを除いて個人が自由に処分できる部分を指します。
消費と貯蓄に振り向けられる。
新卒社員の給料というのは20年前からだいたい20万円前後です。
しかし、昔と今では負担する税金や保険が増えています。
今回はそうした若者の現状についてご紹介したいと思います。
若者の使えるお金(所得)は上がっていない!?
若者の使えるお金(所得)は1990年代から減り続けており2008年以降は横ばいのようです。
つまり若者の所得は上がっていないんですよね。
ですが、昔よりも税や保険などの負担が大きくなっています。
支出にしめる割合の25%は住居費!?
支出にしめる割合の25%は住居費になります。
特に今の時代は東京などの都心部の住宅コストが年々上がり続けていますね。
かなりこれは問題だと思います。
正直家などは寝て雨風しのげさえすれば問題ないと思っています。
あと都心部でないと仕事がないと思っている人が多いですが、
インターネットなど活用すれば田舎でも仕事はできます。
社会保障費は若者ではなく老人のためのもの
社会保障関係費の内訳ですが高い順に並べると
・年金
・医療
・社会福祉
・介護
・少子化対策費
となっています。
つまり社会保障費は、若者ではなく老人のためにあるようなものなんですよね。
ちなみに現在の社会保障サービスの質を維持するには、
2025年には国民の社会保障負担率を『49.1%』
消費税を『19.3%』に上げる必要があると言われています。
同様に、2050年まで社会保障サービスの質を維持するには、
社会保障負担率を『71.6%』、消費税を『30.7%』に上げる必要があるんですよね。
来年から消費税増税として10%と言われていますが、どんどん跳ね上がっていくと思います。

つまり日本の若者の将来は絶望的なんですよ。
本当に真剣に考えて行動しないと老人に食いつぶされます。
まとめ
結果的に負担だけは大きくなっていて所得は全く上がっていないという現状があります。
つまりどんどん若者は貧乏になっているんですよね。これが事実です。
「カエルを冷水に入れ、緩やかに水温を上げていくと、
カエルは水温の上昇を知覚できずに死亡する」
これは、何もしないまま現状に甘んじていると、
いつか取り返しの付かないことになるという比喩になります。
日本の若者は何もせずにのほほんと生きていると、茹でガエルと同じ運命をたどることになります。
