今回は、日本の『自己責任論』が全ての人々に生きづらさを与えている!?
情報についてまとめてみました。
自己責任論
自己責任論が最近SNSやネットなどで議論されています。
確かに日本人の特有の自己責任論って感覚としてあるように感じます。
これは、昔から『人に迷惑をかけてはいけない』ということを幼少期から教育されています。
周りに迷惑をかけない人になることを
なぜ日本は自己責任論が強いのか?
なぜ日本は自己責任論が強いのかですが、
これは今始まったものではなく過去を遡ることが大切だと思います。
元々日本人は農耕民族であり村というコミュニティで生活していました。
村社会ではルールや秩序などを破った者は村八分という制裁行為がありました。
シャーデンフロイデも非常に日本人は強いと思います。

昔から村社会で生きている日本人特有の
『他人に迷惑をかけること』を極端に忌み嫌う日本文化の特徴を現しています。
そして日本は戦後欧米的な自由主義と民主主義の考えが浸透してきたように思えますが、
自己責任論という形で今まであった村八分の考えが今に反映されているからだと思います。
また、この自己責任論は全体主義からきていると思います。
全体に合わせない者や全体に合わせていても不運にも何かの犠牲になった者は見捨て、
社会自体が社会責任をとらないという事であると言っても過言はないと思います。
こうした個人の自由がなく他人に迷惑をかける人を排除するために相互監視しているのが
今の日本というわけですね。
日本と海外の自己責任論の違い
日本の自己責任論というのは、
自分勝手な行動をとった者への制裁のような側面が強いなという印象があります。
自己責任を『個人の自由』として尊重はしておらず、
目の前の個人を個人を切り捨てるような感じです。
海外の自己責任は個人主義的傾向が強いと思います。
それが日本と海外の大きな違いなのかなと思いますね。
私のイメージでは
海外の自己責任:責任は取るのでやりたいようする
日本の自己責任:勝手なことするなら責任を取れ
という感じですね。
身勝手な行動を取ったものはそうした制裁行為をさせられるので多くの人は
そこで浮かないように生きていく道を選びますが、私は日本の生き辛さはここにあると思います。
まとめ
やはり日本自体に心の余裕がなくなっているように感じますね。
弱者や多様な個性を持つ人々を包含した社会の方が結果的に
日本は良い方向につながると感じています。
より合理的な考え方を受け入れる心のゆとりを持った人たちが増えて欲しいと思います。