今回は、日本企業が人手不足で倒産が最多ペースに!?情報についてまとめてみました。
圧倒的人手不足
現在、日本企業は圧倒的人手不足なんですよね。
人手不足と言うより奴隷不足のほうが正しい表現かもしれませんね。
そもそも人口も少子高齢社会がどんどん進んでいるので働ける人たちが少なくなってきており
倒産する割合も高くなっています。
以前紹介した中小企業が後継者不足で外資系企業にM&Aされることが検討されるレベルです。

今回はこの内容についてご紹介していきたいと思います。
日本国内の企業倒産が件数・負債総額ともに過去最多ペースで増加!?
日本国内の企業倒産が件数・負債総額ともに過去最多ペースで増加しているようです。
個人的な意見を述べるのであれば、人手不足で倒産するということは
労働形態上見合った給料を用意できない企業を労働者が忌避してるだけなんですよね。
つまり社会に必要ない企業なんですよね。
以下は本文の引用文です。
深刻な人手不足を背景にした
国内の企業倒産が件数・負債総額ともに過去最多ペースで増加していることが14日、分かった。
今年1~9月の合計は299件に上り、
10月中にも平成29年の年間水準(317件)を上回りそうだ。
従業員が確保できず事業継続が困難になったり、
社員を引き留めるため賃金を無理に引き上げたことで収支が悪化したりしたケースが目立つ。
東京商工リサーチによると1~9月の人手不足倒産は負債総額で417億円。
この勢いで増えれば件数は400件前後、負債総額も550億円前後まで伸びそうだ。
人手不足問題の表面化を受け集計を始めた25年以降、
ピークは件数が340件(27年)、負債総額が541億円(25年)で、更新が視野に入った。
倒産理由でみると、
従業員が集まらない求人難型が前年同期比48.1%増の40件と大きく増え、
29年の年間水準(35件)を既に上回った。
太陽光発電システム設計・設置の「JINテクニカル」
(東京都、負債額2億3000万円)は工事需要が増加したにもかかわらず
人手不足で対応できなくなり、事業継続を断念した。
人件費高騰型も41.6%増の17件で増加が目立つ。
トラック運送の「誠梱包(こんぽう)運輸」(神奈川県、1億2200万円)は、
ドライバー不足を背景に人件費が上昇し、資金繰りが逼迫(ひっぱく)した。
資本金別では1000万円未満の零細企業が55.8%と過半数を占め、
1000万円以上1億円未満の中小企業も43.8%に上る。
経営体力がある大企業や中堅企業は人手不足に苦しめられていても、
倒産まではめったに至らないことが分かる。
東京商工リサーチは「人手不足はブルーカラーの職種を中心に深刻化している。
倒産の原因の8割程度は後継者難で、一朝一夕には解消できない」とみる。
→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000568-san-bus_all
日本は外国人労働者を受け入れないと今の生活水準は保てない
日本は外国人労働者を受け入れないと今の生活水準は保てないです。
既に日本の人口の1%がすでに外国人です。
コンビニで働く外国人留学生は5万人程度で、
ネパールやベトナム、ミャンマー等の学生さんが増えているようです。
コンビニ以外も居酒屋やファーストフードでも外国人労働者が増えてきていますよね。
つまり今の日本がこうしてサービスを受けられるのも
そうした人たちが仕事をしているからなんですよね。
そんな中で外国人労働者の違法な労働がかなり問題になっているようです。
以下は本文の引用文です。
日本で暮らす外国人留学生や技能実習生が増える中、
仕事や生活で追い詰められ、命を落とす若者もいる。
ベトナム人の尼僧がいる東京都内の寺には、
そんなベトナムの若者の位牌(いはい)が増え続けている。
外国人が働きやすい環境の整備や暮らしへのサポートが必要だと、専門家は訴える。
東京都港区にある寺院「日新窟」。
棚の上に、ベトナム語で書かれた真新しい位牌がぎっしりと並ぶ。
2012年から今年7月末分までのもので81柱。
この寺の尼僧ティック・タム・チーさん(40)によると、
その多くが、20、30代の技能実習生や留学生のものだ。
今年7月には4人の若者が死亡。3人が実習生、1人は留学生で、突然死や自殺などだった。
7月15日に自殺した25歳の技能実習生の男性は、会社や日本に住む弟、
ベトナムの家族に遺書を残していた。塗装関係の仕事をしていたが、
「暴力やいじめがあってつらい」とつづられていた。「寂しい。
1人でビールを飲んでいる」と弟に電話があった翌日、川辺で首をつっているのが見つかった。
つまり出稼ぎに来ている外国人の方ですら日本の労働環境がヤバイと話が広がっています。
もちろん出稼ぎに行くのであればもっと優遇してくれる国というのは存在するので
もしこの状況を続けてしまうと外国人労働者ですら日本で働かなくなり、
サービスや質が一気に低下して倒産する企業がかなり多くなると思います。
賃金を上げるという発想に至らない日本企業
賃金を上げるという発想に至らないのが今の企業の現状になります。
例えばアメリカ式の雇用は、有能な人材は高く賃金を上げて獲得するのが一般的です。
昔の日本は、新卒をコツコツ育てて人材を作り上げるという方法でした。
現在の日本の雇用は、育てないけど有能な人材は欲しいし低賃金で働かせたいという
経営者としてあるまじき発想を持った人たちばかりなんですよね。
日本の経営の常識は低賃金でいかに安く人件費を抑えて利益を出すかなんですよね。
まとめ
正直、オリンピックでも政府自体が労働者に対してボランティアでタダで働けというレベルなので
日本からブラック企業はなくならないと思います。
国家レベルでブラックなので賃金を上げて効率よく働くということはおそらくなりませんね。
いかに安く人件費を抑えるかしか考えていないので。
むしろそんな企業がのうのうと残っている事自体がおかしな話であり、
倒産して当然だと私は思います。
ですので若い人たちは国家レベルでブラックなので労働者を目指したところで
良い人生を歩むにはかなり厳しいと思います。
なるべく早く労働者ではなく資本家を目指してがんばりましょう。