今回は、Wavesで構築された顧客ロイヤリティプラットフォームの仮想通貨
Incent(インセント)についてまとめてみました。
Incent(インセント)とは
Incent(インセント)とは、Waves(ウェーブス)で構築された、顧客ロイヤリティプラットフォームです。
Waves(ウェーブス)の概要はこちらの記事を参照してください。

Incent(インセント)はロイヤリティサービスネットワーク内のショップオーナーが自由に取引できるトークンがあります。
ロイヤリティープログラムとは、商品の購入金額や来店回数に応じて、ポイントを顧客に与えるサービスです。
従来の、ロイヤリティープログラムは非常に高価で複雑でした。
そのために、大量の利用されないポイントが顧客のアカウントに溜まり、流動しませんでした。
Incent(インセント)は、そうした問題を簡略化を行い、制限を取り払って報酬を得ることで
グローバルに顧客を取り入れてリピータとして再来店させることを目的にしています。
また、Incent(インセント)は、マーケティングツールとしての収益増加と事業展開を支援します。
ショップオーナーは、Incent(インセント)トークンを顧客へ報酬として支払うことが可能で、
トークンは、その他のIncent(インセント)ロイヤリティープラットフォームに参加している
全ての店舗で使用可能です。
また、取引所を通じて他の仮想通貨へのトレードも可能となっています。
Incent(インセント)は、簡易的な決済サービスとして顧客が実際に報酬を使用することを可能にすることによって
顧客維持が期待できます。
Incent(インセント)のプラットフォームでの店舗数が増えることでトークンの価値は上昇していくことが期待できます。
簡単に説明するとTポイントカードなど様々なポイントカードがありますが、そのポイントが眠ったままで
Incent(インセント)がプラットフォームを作ってその中でそのポイントを使用可能にするようなイメージです。
実店舗からネットショップまで幅広く利用ができるので、面白いです。
より、現実的な仮想通貨の利用なので、私自身は期待できそうなICOだなと思います。
Incent(インセント)の仕組み
顧客は、専用のスマートフォンウォレットを使用することでIncent(インセント)のトークンを受け取ることができます。
ウォレット内で得た報酬の残高の管理を行い、利用可能なショップを閲覧できます。
ショップ側は、商品決済時のトランザクションにIncent(インセント)を自動的に付与する仕組みで、
Incent(インセント)を保持したり手動で付与する必要がありません。
Incent(インセント)ネットワーク内にすべてのショップで組み合わせ販売も可能で、
魅力的なポイントを付与することで新規顧客の取り込みや再来店が期待できます。
Incent(インセント)は実際にツールもできている
Incent(インセント)は、既にショップオーナーがブロックチェーンベースの
新たなマーケティングツールの構築が進んでいます。
実際のIncent(インセント) のプラットフォームをデモを試すことも可能です。
Incent(インセント)は、Waves(ウェーブス)のブロックチェーンネットワークにより
セキュリティは保護されプラットフォームは維持されていますし、
ショップオーナーや顧客はビットコインやブロックチェーンについての知識や
内部プロセスなどの技術的な事情を知らなくても簡単に利用が可能である。
すでにプロダクトができつつあるというのは、大きなポイントですね。
Incent(インセント)のICO
Incent(インセント)のICOは10月1日の00:01GMTからの2ヶ月間にわたって、
目標の5百万USDの資金調達を上限としています。
ICOの上限を5百万USDに設定していますが、
これはトークンの十分な流通を得るための資金調達になります。
プロモーション活動と強力な流通市場の形成を実現するための資金調達となる。
ICO参加者はIncentトークンをBitcoinと引換えに配布される。
Incent(インセント)は、ICO期間が経過するに連れてトークンの取得価格は徐々に上がって行きます。
ICO終了後に、ICOで販売されたトークンが参加者へ送付され、
Waves(ウェーブス)やその他の取引所で市場の評価を受けることになります。
Incent(インセント)の公式サイト
→https://www.incentloyalty.com/
Incent(インセント)のホワイトペーパー
→https://www.incentloyalty.com/frontend_js_css/assets/whitepaper/UsingBlockchaintoBoostCommerce.pdf
まとめ
非常に、実用性の高いICOだなと思いました。
確かに私も、ポイントカードなど使いますが、ポイントは放置なので、
そうしたポイントが仮想通貨に変えられたり、したら面白いですね。
個人的には実用性が高い点とツールなどがある程度形ができている点は良いポイントだと思います。