今回は、元ソニーの社長である出井伸之氏が金融庁登録仮想通貨交換業者QUOINEが行う世界初のICOへの参加を表明したことについてまとめてみました。
出井伸之氏とは?
知らない人はいないと思うのですが、念のため書いてきます。
出井伸之さんはソニー初のサラリーマン社長です。
オーディオ、コンピューター、ホームビデオ事業の責任者を経て、1989年取締役、1994年常務。
1995年社長兼COOに就任後、会長兼グループCEOなど10年にわたり歴任、2005年から2007年まで最高顧問。
公職としては内閣に設置されたIT戦略会議にて議長を務め、日本銀行参与や日本経済団体連合会副会長としても活動しました。
また、ゼネラルモーターズ、ネスレ等の社外取締役を歴任です。
出井伸之氏のQUOINEのコメント
出井氏は今回のQUOINEが行うグローバルICOにあたり、以下のように述べています。
「インターネットが商用化された1994年、アメリカ副大統領アル・ゴア氏から「情報スーパーハイウェイ構想」を直接聞いて受けた衝撃は、今でも忘れられません。
私はソニーのトップとして「インターネットは隕石である。」というフレーズでその衝撃を伝えました。
6500万年前、ユカタン半島への隕石落下が、地球の支配者であった恐竜を滅亡に導いたように、インターネットの登場は既存の産業秩序に再編成もたらすだろう、
という内容です。現在世の中を見渡す限り、その言葉は実現したといえるのではないでしょうか。
仮想通貨の基盤技術である、ブロックチェーン。インターネットが情報革命を起こしたように、
これは信頼に革命を起こすテクノロジーです。インターネットと同じく、もしくはそれ以上の衝撃を世界に引き起こす「隕石」となる、そう考えています。
仮想通貨業界をグローバルに牽引し、実績を築き上げてきたQUOINEが正々堂々と実施する、
今回のQASH ICO。後に振り返ったときに、既存の金融サービスの大前提が変わる節目として、この出来事は認識されているかもしれない。
そんな未来を想うワクワクした気持ちで、今回のQASH ICOに私も参加させていただきます。」
QUOINEの代表取締役CEO栢森加里矢氏のコメント
QUOINEの代表取締役CEOの栢森は以下のように述べています。
「我々は仮想通貨こそが金融業界のメインストリームになっていき、金融の民主化を実現できると信じております。
世界の仮想通貨業界をリードするフィンテック・カンパニーの責務として、仮想通貨業界における最大の課題である流動性の欠如を解決するため、
今回QASH ICOに踏み切りました。出井さんは、日本を代表するグローバルカンパニーであるソニーの経営トップを担われただけでなく、
ご自身でクオンタムリープ社を創業されてベンチャー企業の支援等に積極的に携わられるなど、
まさにベンチャースピリッツに溢れ、私の尊敬する経営者のおひとりです。
今回、出井さんに当社のQASH ICOをサポートいただけたことに関しましては、
この場をお借りして心より感謝の意を申し上げさせていただきます。
改めて身を引き締めて、LIQUIDプラットフォームの完成と金融の民主化の実現に向けて邁進してまいります。」
QUOINEに関して
QUOINEに関しては下記の記事を参照してください。

まとめ
まさかの元ソニーの社長出井伸之さんがQASH ICOに参加を表明しました。
これはQASH ICOにとってはかなり大きなことだと思います。
私もQASH ICOにはそれなりの額を投げるつもりなので今後が楽しそうです。