今回は、中国とアメリカがICOを規制している中で、今が日本に勝機があることについて説明していきます。
ICOとは
ICO」は「Initial Coin Offering」の略です。
プロジェクト開発初期段階でコインを売り、それの対価として開発資金を募集する。
これが、ICOの意味です。
具体的にはこちらの記事を参照してください。

中国とアメリカがICOを規制
二大巨頭とも言える中国とアメリカがICOに対して規制をかけています。
もともと問題であったICOの法的な曖昧さが
ここまで勢いに乗っていると法整備をしていかないといけないのはわかります。
私自身は、ICO市場の規制は必須であると思っています。
実際には、アメリカではSECが既に
ICOトークンの中でHowey Test(証券かどうかを判断する基準)に当てはまるものは規制されると言っています。
Howey Testは下記に記しています。
1.お金を投資している
2.投資から利益が発生する期待がある
3.そのお金の投資はcommon enterprise(多くの裁判所ではcommon enterpriseを投資家がお金や資産をそのプロジェクト
に投資するためにプールする箱のように定義)に行われる
4.いかなる利益も(投資家自身の行動によってではなく)プロモーターや第三者からもたらされる(投資家のコントロール外)
規制が相次ぐ中でICOの今後は
今後ICOに規制が行われると次のような可能性が示唆されます。
・参加していたICOコインの価格暴落
ICOに国の規制が入るとその情報が流れ、そのプロジェクトの実現可能性が失われ価格が暴落する可能性があります。
・ICOに利用できる仮想通貨の暴落
イーサリアムなどは、ICOで利用するコインを発行しやすいので
今後の期待もあって現在の価格になっていると思われます。
今後簡単にICOができなくなるとすればそのような仮想通貨にも影響は出る可能性が大きいです。
・規制されていない国でのICOが活発に
規制は、基本的に国単位で行われるので規制の無い国でのICOは活発に行われる可能性があります。
日本はまだICOを規制していない
日本ではICOの厳しい規制は始まっていません。
これから将来的なことはまだわかりませんが、具体的な動きが始まるまでには時間がかかると思います。
日本はビットコインの取引高がトップなので、
アメリカと中国が遅れを取っている間に覇権を握ることは十分可能だと思ってます。
まとめ
今後国がルールを決めて規制をかけるとこの仮想通貨バブルの流れも勢いは弱くなってくる可能性はあります。
日本はまだ強い規制がかかっていないので今がチャンスかなと個人的に思います。
また、日本国内でどんどんICOの企画が増えれば嬉しいです。