今回は、オンライン広告の仲介業者を排除するシステムの仮想通貨
「BitClave(ビットクレイブ)」についてまとめてみました。
BitClave(ビットクレイブ)とは
BitClave(ビットクレイブ)とは、仲介業者を必要としない、
顧客と企業との直接やりとりを可能にしたプラットフォームです。
このプラットフォームはBASEと呼ばれており、
Bitcale Active Search Ecosystem(ベーシック アクティブ サーチ エコシステム)の略称になります。
BitClave(ビットクレイブ)は、ブロックチェーンの技術に基づき分散型検索ソリューションを構築します。
現在の問題点は、オンライン広告では企業が宣伝を行うために視聴者やユーザーを確保する必要があり、
そのために多額の金額を仲介業者に支払う必要があります。
しかし、プロモーションは他のバナー広告との競争にもなりますし、スパムボックスで終わる可能性も高いです。
企業は、プロモーションで生成するトラックが本物であるかどうかを保証するものはありません。
実際には、すべての広告のトラフィックの50%はボットで作成されており、基本的に広告の目的が得られていません。
そして、売り手は、インプレッションやビュー、クリックを支払うために投資収益率との相関が悪く、
コンバーション率が極端に低くなります。
オフライン広告も同じような問題点があります。
企業は、グーグルやフェイスブックなどの仲介業者への支払いを余儀なくされています。
そうした問題点を解決するためにBitClave(ビットクレイブ)はICOの企画に至りました。
BitClave(ビットクレイブ)のBASEとは
BitClave(ビットクレイブ)は、
BitClave Active Search Ecosystem(BASE)と呼ばれる分散型ブロックチェーンシステムを使用しています。
このブロックチェーンベースのシステムにより、
BitClave(ビットクレイブ)エコシステムが機能するために必要な顧客活動などの
「膨大な量のデータ」の保存と管理が可能になります。
新しいブロックがブロックチェーン上に作成されるときに格納され、
購買意思決定、アプリケーションへの注意、または使用されている特定のWi-Fiネットワークに関わらず、
BitClave(ビットクレイブ)はブロックチェーン技術の
分散コンポーネントを使用して消費者のプライバシーを保護することを目指しています。
BASEのメリット
BASEを利用するメリットは、
分散型ブロックチェーンのBASEシステムのすべての参加者が
コンシューマーアクティビティトークン(CAT)によってインセンティブが与えられることです。
それだけでなく、BASEは前述したデータ管理統合を使用して、
顧客の好みや共有されている人口統計情報に基づいて、
特定の特定の知識に合致する価値のあるオーディエンスを構築したり、
特定の製品を提供するビジネスについて知ることができるといったメリットがあります。
さらに、BASEでのデータストレージのプロセスは完全に匿名化され、消費者は保護されます。
BitClave(ビットクレイブ)の特徴
・支払い対象は「あなた自身」
小売店が、あなたのデータを利用するために支払うべき相手はグーグルやフェイスブックといった広告会社ではなく、
あなた自身になります。
・一般大衆のための暗号化
BitClave(ビットクレイブ)のトークンであるCATは、購入するのではなく、共有したデータによって稼ぐものになり、
他の仮想通貨と同様に取引をすることが可能です。
・個人でデータ管理できる
あなたが、検索する内容やクリックするのも個人でデータとして管理されます。
あなたとの取引を望む企業はそのために対価を支払う必要があります。
BitClave(ビットクレイブ)の応用
例えばあなたが自動車を買いたい場合で考えてみます。
BitClave(ビットクレイブ)のアプリで欲しい自動車を検索して、特定のディーラーに自分のデータをシェアをして
オプトインします。
これで、ディーラーはあなたに魅力的なオファーをすることができ、
オファーを受け入れる入れない別にしてあなたは、
すべてのディーラーからCATの仮想通貨トークンを受け取ることができます。
自動車のディーラー側は、自動車が欲しいユーザーにピンポイントでアプローチをかけられますし、
ユーザーはオプトインするだけでトークンがもらえますし、お互いWINWINな関係になります。
BitClave(ビットクレイブ)のパートナーがすごい
BitClave(ビットクレイブ)は、
なんとBankor(バンコール)とQtum(クアンタム)とパートナーとして提携を結んでいます。
Bankor(バンコール)とQtum(クアンタム)に関しては下記の記事を参照してください。
・Bankor(バンコール)

・Qtum(クアンタム)

BitClave(ビットクレイブ)のトークンセール
ICOは、9/15〜を予定しておりましたが、延期されてます。
BitClave(ビットクレイブ)の本格的なトークンセールは10月からです。
BitClave(ビットクレイブ)の公式サイト
BitClave(ビットクレイブ)の公式サイトは下記のリンクになります。
BitClave(ビットクレイブ)のホワイトペーパー
BitClave(ビットクレイブ)のホワイトペーパーは下記のリンクになります。
まとめ
正直、オンライン広告は現状グーグル一強のような形で、
オンライン広告=グーグルのお膝元
という感じで、私自身アフィリエイトなどを行っていましたが、
この仕組みはなんとかならないものか?というのは非常に感じていました。
ですが、BitClave(ビットクレイブ)のように新しい広告のあり方を考えるICOはとても面白いなと感じます。