どうも、今回は投資家のハワード・マークス氏が「Bitcoin(ビットコイン)の本質的価値が理解できない」
との発言したことについての情報をまとめていきたいと思います。
ハワード・マークス氏とは?
ハワード・マークス氏とは「投資で一番大切な20の教え: 賢い投資家になるための隠れた常識」
という本を書いたことで有名で、ウォーレンバフェット氏も一目置いている投資家になります。
シティバンクの役員を務めた後に、1985年にTCWグループに加わり
ハイイールド 、コンバーティブル・セキュリティーズ 、ディストレスト・デット などのグループを組織し、
主導したことでも有名な人です。
ハワード・マークスのBitcoin(ビットコイン)の本質的価値が理解できないとは?
そんな投資界では有名なハワード・マークス氏が
ビットコインならびに仮想通貨を
「実態のない一時的な流行(もしくはピラミッドスキーム)」
と評している。
ピラミッドスキームというのは、
商品は一応ありますが、実態がないものを指します。
その商品を使用もしくは消費されているという実態がなく事業者のみしかいないです。
そして、こうしたことも発言してます。
「(ビットコインは)価値の媒体ではなく、トレードの媒体である。
Bitcoin(ビットコイン)の根底にある価値が何なのか分からない」
他には、
「仮想通貨が世間に受け入れられることは、金融に対するナイーブさや、
向こう見ずな希望的観測が蔓延っていることの証に過ぎない」
と辛辣なコメントをしています。
ハワード・マークス氏の発言を要約
結局のところ、Bitcoin(ビットコイン)は市場の盛り上がりやアイディアが先走っている状況で、
本来のBitcoin(ビットコイン)がどこにあるかが見えていない状況なのでは?というのが
ハワード・マークス氏が言っています。
確かに、Bitcoin(ビットコイン)や仮想通貨を持っている人で、本来あるビットコインの価値を説明してと
言われたとしても、多くの人が答えることができないと思います。
むしろ、全世界に数知れない人でしか価値を説明できないレベルかもしれません。
では、あなたはBitcoin(ビットコイン)や他の仮想通貨の何に対して投資をしているのか?
答えられる人はいますか?
おそらく、ただみんながやっているからだとか抽象的な答えしか返ってこないと思います。
投資と投機の違い
投資とは本質的価値に対して価格が割安であるとき行われます。
投資というのは生産的な手段のためにお金を出し、
それを何らかの形で運用してもらうことでその果実を受け取ると言うものになります。
株式投資で考えると、投資家は企業に出資をし、企業はそのお金を使って事業を行い、
その事業から得られた収益を配当や株価上昇(企業価値上昇)という形で還元します。
投機とは本質的価値とは無関係に別の誰かが将来自分の購入価格以上で購入してくれる際に行われます。
投機における「機会=チャンス」というのは
単純には短期的な値動きを指すのが一般的です。
株や為替などにおける短期的な価格変動をチャンスとして捉えて取引をすることが投機となります。
一般にギャンブルやマネーゲームと呼ばれあまり「投機」と言う言葉が好印象をもたれることは少ないのが現状です。
つまり、あなたは、Bticoin(ビットコイン)に対して、
投資をしているのか、投機をしているのかどちらをしているのかを
まずは理解するべきです。
まとめ
少し、堅い話になりましたがこうした有名な方の発言は全部が全部正しいということはありませんが、
一つの指針として持っておいても損はないと思います。
あなた自身が、今後仮想通貨に対してどのような見解や判断をするための材料として持っておいてください。