今回は、FXの自動売買って本当に儲かるのか!?情報についてまとめてみました。
FXの自動売買で勝てるのか?
今多くの人が、FXなどに興味を持っていますが、その中で初心者の人が一番注目しているのは、自動売買だと思います。
銀行などに預金するよりも、大きな利益が、寝ている間も24時間勝手に増えていく。
自動売買はそんなイメージを持っている人が多いと思います。
そして、一部の人たちは、
「そんなうまい話があるわけない」
と思っていると思います。
世間では、FXの本などが売られており、サラリーマンでも1億円稼いだとか、そうした華やかな成功襟が目立ちます。
数億円は無理だと思っても、月に数万円程度なら自分でも出来ると思える人は多いと思います。
ですが、現実はそんなには甘くありません。
個人投資家の9割が損失を負っているという現状があります。
勝てるトレーダーというのは、0.1%です。
そんなことを言われると、自動売買なんてあてにならないんじゃかと思いますが、そうではなないです。
今回は、どうしたらFXの自動売買で負けないようになるのか、そして勝てるようになるのかを
負けている人の多くに共通する原因について記事にしたいと思います。
FXの自動売買について
今回は、これからFXの自動売買を始めようと思っている投資初心者の方が読んでいると思います。
中には、自動売買について何も知らない人もいるとは思うので、おさらいしましょう。
自動売買とは、自動売買システムを使うことで、人が売買のエントリーの判断することなくトレードを行い続けるということです。
システムが自動でエントリーを出すものや、エントリーのタイミングを通知してくれるので、それに従いエントリーするものもあります。
ここで、幾つかの重要なキーワードがあります。
・人が売買のエントリーをすることなく
・行い続ける
ということです。
1つ目は当たり前のことですが、2つめはかなり重要なキーワードです。
システムトレード=自動売買なのか?
システムトレードとは、システマチックに売買を行う環境全体を指して「システムトレード」と呼ばれています。
現在では、「自動売買」といえばほぼシステムトレードを指していると言っても良いです。
自動売買では、はじめに売買する条件などを人の手で設定したり入力したりする必要があります。
自動売買システム(ソフトウェア)そのものは、予め設定されている条件にしたがって、その条件に合致したときに、
自動的にエントリーを出したりエントリー指示を出したりするだけだからです。
ですが、中にはそうした条件設定までも自動化しているシステムもあります。
FXの自動売買の4つの種類
FXの自動売買の種類1:裁量トレード型
裁量トレードとは、投資家が自分の手でエントリーを行うことです。
裁量トレード型の自動売買とは矛盾した言葉のように聞こえますが、裁量トレード型の自動売買システムとは、
システムはエントリータイミングを指示するのみで、実際の発注は投資家自身の判断に委ねられているというタイプの自動売買システムです。
FXの自動売買の種類2:ストラテジー選択型
予めストラテジーが多数用意されていて、投資家はストラテジーの選択によって投資スタイルを決めるというタイプの自動売買システムです。
それぞれのストラテジーの成績や、ストラテジーの切り替えさえも自動で行ってくれるタイプのシステムも登場しています。
FXの自動売買の種類3:リピート発注型
投資家が最初に設定したエントリー条件を成立するたびにエントリーと決済を自動的に繰り返してくれるのがリピート発注型の自動売買システムです。
為替レートが上がったり下がったりを繰り返すことを前提としているシステムで、
設定が簡単な反面、上放れや下放れといった一方的なトレンドには対応出来ないという弱点があります。
FXの自動売買の種類4:プログラミング型
様々なエントリー方法をプログラミングして常時稼働させるのがプログラミング型の自動売買システムです。
ストラテジーそのものを投資家自身が作成できるようなものなので、ビギナーには敷居が高いのが難点ですが、
予め作成されたプログラムを組み込むことができるものもあります。
FXの自動売買で勝つための4つのポイント
FXの自動売買で勝つためのポイント1:自動売買システムの邪魔をしない
自動売買システムが行おうとしているエントリーを取り消さないことです。
せっかく優秀なシステムがエントリーを出そうとしているのに、取り消されてしまっては利益を出すことも損失を限定することもできなくなってしまいます。
取り消さないことと同じくらい重要なのが、自分の判断で「手動で」エントリーや決済をしないことです。
買うべきでないタイミングで買い、売るべきでないタイミングで売ってしまうことになるからです。
手動でエントリーや決済を出す行為も自動売買システムが目指す利益の邪魔になってしまいます。
「利確ならいいじゃないか」とお思いかも知れませんが、システムはもっと利益を伸ばしてから売却するか、
反対売買でヘッジしながら保有し続けようとしていたかもしれず、やはりそれを邪魔していることになります。
FXの自動売買で勝つためのポイント2:短期間で結果を求めない
全てのFXの自動売買システムはある程度の期間の中での利益を目指します。
短期運用前提だとしても1~2ヶ月、中期運用向けなら半年、といった具合です。
運用期間中は利益を出すばかりではなく損切りも行うかも知れません。
損切りが運用開始してすぐに発生すると、初心者の方などは「この自動売買は勝てないから詐欺だ」と判断してしまい、
慌てて他の自動売買の乗り換えたくなりますが、そこで乗り換えてしまうと本来ある自動売買の実力を見ることなく終わってしまいます。
FXの自動売買で勝つためのポイント3:特定の自動売買システムに固執しすぎない
自動売買システムに固執しすぎるのも良くありません。
自動売買に見切りをつけるのは早すぎてもいけませんし、損失を垂れ流しながら固執しすぎるのも問題というわけです。
運用している時期の値動きの特徴を指すことを“相場つき“といいますが、相場つきによって最も有効な自動売買は変わります。
トレンド向きの自動売買はレンジのさなかには力を発揮できないでしょう。
こうした環境の変化に応じて自動売買システムを乗り換える必要があるわけです。
FXの自動売買で勝つためのポイント4:恐怖心を捨て去る
恐怖心によって売買のルールを阻害してしまう。このことが短期投資に失敗する最大の要因と言ってよいかも知れません。
自動売買を利用していなくても、恐怖心は、早すぎる利確と遅すぎる損切りを引き起こし、
それによって塩漬けポジションが生まれ、資金効率は落ちリスクばかりが無限に大きくなってしまうからです。
恐怖心を捨て去るのは容易なことではありません。恐怖心を捨て去るには口座で運用しているのは現金ではなくゲームのメダルか何かだと思うと良いかも知れません。
50万円失ったとなったら一ヶ月分の給料並の損失だと実感してしまいます。
損切りしたら50万円失うとわかっていたら、損切りも躊躇われるはずです。でもゲームのメダルなら、減ってもゲームできる回数が減るだけです。
どうしてもシステムに介入してしまう方のことを、投資に向いていないとバッサリ切り捨てるのは簡単です。
ですが、考え方を変えれば常勝の波に乗れる方なのかも知れないのです。こうした考え方のすり替えを自分自身に言い聞かせ続けることで自分の行動の一貫性を保つことがコツです。
「自動売買で運用しているのだから手動にはしない」、ということを自分の頭に叩きこむことで悪癖を捨て去る努力をしてみることです。
結論的にFXの自動売買は勝てるのか?
FXの自動売買システムを適度に信頼することができれば、儲かる確率は上がる」です。
盲信も不信も良くはないという事です。
システムの選択を誤れば、勝つ確率は低くなりますが、システムを選ぶこと自体も「自動売買の運用」の一部だと考えておくとよいです。