今回は、今後注目される!?主要な5つのステーブルコインについてまとめてみました。
ステーブルコインとは?
ステーブルコインとは、直訳で安定した通貨になります。
仮想通貨を米ドルや金などの安定した別の資産にペッグする方法です。
ペッグ通貨とも呼ばれます。
仮想通貨は、乱高下や値動きが激しいので決済や支払いに不向きであり、
こうしたステーブルコインの需要が今後高まってくると予想されています。
主要な5つのステーブルコインについてまとめてみた
ではさっそく、主要な5つのステーブルコインについてまとめていきたいと思います。
主要なステーブルコイン1:テザー(USDT)
テザー(USDT)とは、法定通貨である米ドル(USD)と連動した価値を持つ仮想通貨です。
テザー(USDT)は、米ドル(USD)と連動していますので
1USDT=1USDで取引できるように価格が安定しています。
ブロックチェーンの利点と機能性を持ちつつ、
ステーブルコインとしての安定性も兼ね備えています。
主要なステーブルコイン2:TrueUSD(TUSD)
TUSD(TrueUSD)とは、米ドル(USD)とのレートが固定され、
1TUSD=1USDという法定通貨と連動した価値を持っている仮想通貨です。
テザー(USDT)との違いですが、特定の会社や組織だけが価格保証をするのではなく、
複数の信託銀行によって支えられているところです。
複数の信託銀行が手を組むことにより、
不正や破綻のリスクがないため信用の高さが大きなメリットとなっています。
主要なステーブルコイン3:Havven(HAV)
Havven(HAV)とは、分散型決済ネットワークとステーブルコインの仮想通貨です。
Havven(HAV)は、イーサリアムネットワーク上に構築される
オープンソースのプロトコルとしてリリースされている。
そうすることで、さらなる分散型システムやプラットフォームの開発が可能となる。
安定性を維持するために、Havven(HAV)のシステムは
参加者向けにキャッシュフローを生み出し、ステーブルコインをサポートする担保として
使うことのできる市場価値を生み出す。
システムの分散化と信頼性を保つため、
各ユーザにはいつの場合でも利用可能な担保に対し、
トークンがどれほど発行されたかについて完全な透明性が確保されている。
主要なステーブルコイン4:MakerDao(DAI)
MakerDao(DAI)とは、1ドル=1Daiのレート新しいペッグ通貨です。
MakerDao(DAI)は信頼不要な機関で発行されており、
全ての仕組みが全自動で動くのが特徴です。
MakerDao(DAI)では、開発チームがプロトコルを開発し、全て自動的に動きます。
分散アプリケーションなので、サーバーが飛んだりバグなどは起きません。
MakerDao(DAI)は、ETHを担保入れしてUSD換算値のDaiが発行されます。
いつでもETHに償還が可能です。
主要なステーブルコイン5:Basis(ベーシス)
Basis(ベーシス)とは、仮想通貨の供給の調整と価格変動を
極小化できるようアルゴリズムを改良し、より安定した使い勝手のいい仮想通貨を構想としている
ペッグ通貨です。
Basis(ベーシス)は最近1億3,300万ドルを調達しています。
Basis(ベーシス)は、ブロックチェーンに様々な情報を集めて
アルゴリズム中央銀行による自動演算で、ステーブルコインを発行することを目的としています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
おそらく今後もステーブルコインは続々と誕生してくるでしょうし、
価値が安定していることから決済や支払いなどにも使用されるケースが増えてくると思います。
ぜひ今後の新しいステーブルコインもチェックしておきましょう!!