ブログコンテンツでは
読者がいなければ成功することはありません。
そのため、コンテンツマーケティングを成功させるためには、読者を育てる必要があります。
今回は、Contents Markeing Insitituteの設立者であるジョー・プリッジ氏の
「3 Audience Types That Are Essential to Successful Content Marketing」の記事を紹介します。
ジョー氏は、読者の育て方を紹介しているジェフ・レールス氏の新刊『オーディエンス:読者、ファン、フォロワー時代のマーケティング』の中から、非常に役に立つと思われた「3つのタイプの読者像」について解説しています。
情報を求める人、情報を拡散する人、コンテンツに参加する人
その3つのタイプの読者像とは、シーカー(情報を求める人)、アンプリファー(情報を拡散する人)、ジョイナー(コンテンツに参加する人)に分類されるとジョー氏は述べます。コンテンツマーケティング戦略には欠かせない彼らは、いったいどういった人々で、どのような成功要因をもたらしてくれるのでしょうか?
1.シーカー(情報を求める人)
シーカーはコンテンツの読者であり、訪問者のこと。
彼らはオンライン上で、自分たちが興味を持っている情報を探しています。
シーカーの興味にマッチしたコンテンツを提供することがコンテンツ制作において必須です。
私たちは、シーカーの行動や反応をコントロールすることはできません。すべてのカードは彼らが握っているのです。
あふれる情報の中からシーカーが自分の興味のある情報をピックアップする場となるのは、検索エンジン。
シーカーの心をつかまえる場所であるため、鍵となる役割をになっています。
そのため、私たちはSEOを意識しながらサイト上で質問や疑問に答えるコンテンツを発信することで、
検索エンジンから効率的にシーカーをつかまえられる可能性を広げていくことが可能になります。
シーカーたちは、必要な情報が手に入れば、コンテンツから去っていくかもしれません。
しかし彼らの存在は重要なのです。
なぜなら将来的に彼らは、顧客や後に解説するアンプリファー、ジョイナーになる可能性を秘めています。
2.アンプリファー(情報を拡散する人)
自身が小さなメディアであるかのように、情報を拡散していく人のことをアンプリファーと呼びます。
彼らは読者でありながら、あなたのコンテンツマーケティングを助けてくれる存在です。
彼らは影響力を持っており、リポーターであると同時に、批評家であり、解説者でもあります。
彼らの特性は、興味のあるコンテンツを、公的または私的なチャネルを使ってシェアしていくところ。
シェアの目的は、彼ら自身の読者を育てるためです。
ブログ、eBook、ビデオやレビューなど、彼らがシェアしたいと思うようなコンテンツを提供する必要があります。
アンプリファーは、コスト無しにマーケティングを助けてくれているような存在です。
彼らが情報を拡散することで、シーカーがサイトやブログに訪問するきっかけを作ります。
また情報のシェアは、被リンク数(リンクされる数)の自然増加につながり、
近年Googleが行っているコンテンツの信頼性に重点を置いたアルゴリズムへの対策にもつながります。
3.ジョイナー(商品やサービスに興味を抱く人)
最終目的は、購入や資料請求してくれるジョイナーをみつけること。
コンテンツマーケティングのゴールは、ジョイナーの発見と、関係の維持なのです。
ジョイナーになると、彼らはe-mailアドレスなどの個人情報を喜んで提供し、いずれは良い顧客になる可能性を秘めています。
コンテンツマーケティングの成功のためには、ジョイナーとの関係を維持する必要があります。
ジョイナーにコンテンツを支持し続けてもらうためには、
ジョイナーたちが求める形にそってコンテンツを更新していきましょう。
ここで、コンテンツマーケティングの神髄を述べたレールス氏のジョイナーを育成するための格言をご紹介しましょう。
『適切なメッセージを、適切な人々に、適切なタイミングで、適切なチャネルを通して伝える』
受け身の戦略から、積極的な戦略へ
読者の育成は、facebookに置き換えて考えると非常に分かりやすいでしょう。
アンプリファーである友人がシェアした情報に興味を持ち、サイトに訪問。
そのサイトや商品を気に入り自らも顧客となった経験はないでしょうか。
そして、そこで買った商品をfacebookにアップし、自身もアンプリファーになっていく。
よりブログの大切さがわかったと思うので今日からこれを意識してブログを構築していってください。