今回は、Bitcoin(ビットコイン)fxのSFDを利用して稼ぐ方法や仕組みについてまとめてみました。
Swap For Difference(SFD)とは
SFDとは「Swap For Difference」の略で、価格の違いを是正する為の制度となります。
最近bitflyer(ビットフライヤー)ではFX取引と現物取引とのビットコイン価格が大きく異なってしまう問題があります。
Swap For Difference(SFD)を使うことで、この問題を解決することが可能です。
なぜFX取引と現物取引の価格が大きく異なるのかというと、
ビットコインの売買が行われる場所が異なる事などが理由として挙げられます。
現物取引とFX取引の取引価格が連動しない為、価格が異なる事になります。
例えばFX取引だけ多くの買い注文が入ればFX取引でのビットコインの需要が上昇し価格上昇につながります。
現物取引で需要の増加が無ければ価格は現物取引ではそのままになります。
FX取引ではレバレッジ取引が可能な為「今後も価格が上昇するかも」と多くの人が考えた場合、
少ない元手で多くの利益を得ようとFX取引だけ買いが増大してしまいます。
価格が大きく異なる事でビットコインの価格を正確に表示できなくなりトレードを行う上で問題が生じる為にbitFlyerは対策としてSFD制度導入を決定しました。
Bitcoin(ビットコイン)fxはSFDゲーム化している理由
例えば、現物との価格乖離が10パーセント以上だった場合。
・乖離した方向を是正する売買に対して約定金額の0.5%が入る。
・逆に乖離を広げる売買に対しては0.5%の徴収される。
つまり、9.9%で買って、10%で売ることで値幅関係なく約定金額の0.5%儲かるようになってしまいます。
本来のSFDの役割は、乖離是正が目的でしたが現在では9.9%VS10%の戦いになっています。
境界線が意識されて壁になったり殴り合ったりするという独自のルールが追加されたという感じですね。
この独自のルールを逆手にとって稼ぐ方法もあります。
本末転倒な気がしますが、この仕組みを利用して利益を今後出すトレーダーは増えてくると思います。
Bitcoin(ビットコイン)fxのSFDで実際に稼ぐ方法
Bitcoin(ビットコイン)fxのSFDで実際に稼ぐ方法の1例になります。
〜条件〜
・乖離9.9%
・FX板厚め
・現物板薄め
〜手法〜
1.現物10枚売る(0.3%下げ)
2.FX100枚売る(SFD手数料0.5%)
3.現物10枚買う(売った値段より0.3%高く買う)
4.FX100枚買う(同値~0.1%程度)
〜損益計算〜
10枚x(-0.6%)
100枚x(+0.5%)
つまり+0.44%
FX130万円であれば7.2万円利益
まとめ
SFDは本来の目的を無視しているので、これはもしかすると今後修正が入る可能性がありますが、この仕組みを使って稼ぐことも可能ですね。