今回は、様々な仮想通貨がバブルとなっているので、
仮想通貨の種類についてまとめていこうかなと思います!!
意外と、こういうまとめが少ないのでそれぞれの特徴などまとめていきます!!
Bitcoin(ビットコイン)
まずは、一番仮想通貨で王道なビットコインからです。
ビットコインの最大の特徴は世界初の発行主体がいない分散型通貨である、ということです。
詳細については、技術的な仕組みを参照する必要がありますが、
分散(P2P)型であるということは、基本的に外部から管理・影響されにくい通貨であるということです。
特に、国の体制が不安定であったり法定通貨に対する信用が低いような国では、
その国の通貨がいつ紙くずになってしまうかわからない、というリスクが存在しています。
また、法定通貨というのは現金だけではなく、
銀行預金や企業が発行するポイントというかたちで存在していることもあります。
この場合には、銀行や企業が破綻するだけで、管理する資産が一部あるいはすべてが失われるというリスクがあります。
しかし、ビットコインの場合は、個人で保管している限りこのようなリスクが一切存在せず、
なおかつそのまま世界中に送金することが可能となっています。
しかし、発行主体がいないということは、その価値を担保する組織が存在しないということでもあります。
これはつまり、もし手持ちのビットコインを何らかの原因で失なったときに保障される可能性が非常に低く、
基本的に完全に自己責任になるということを意味しています。
そのため、円に対する信頼度が高い日本においては
「分散型」という点においてはあまりメリットはないと言えるかもしれません。
法定通貨は中央銀行や政府が自由に発行量を調節できますが、ソフトウェアでもあるビットコインの場合は、
既にプログラム内のコードによって発行上限が2,100万BTCであると決められています
(BTCはビットコインの通貨単位)。上グラフのとおり、発行スピードも決められています。
最初は約10分ごとに50BTCが発行され、
さらに約4年ごとにその発行量が半減され(半減される日付を半減期と呼ぶ)、
最終的に2140年には2,100万BTCになりビットコインの発行が終了することになっています
(ただし、厳密にはビットコインの利用者のネットワークへの参加状況などにより発行スピードが決定されるため、
実際にはこれよりもやや早いペースで発行が進んでいます。)。
上限があるというのは、金でも同様であり、
ビットコインは金とよく似ていると言われる所以の一つでもあります。
Ethereum(イーサリアム)
私が二番目に期待をしている仮想通貨がこのイーサリアムです!!
ビットコインは知ってるけど、イーサリアムってなんぞや?
という方もビットコインなど仮想通貨初心者であれば思うはずなので、
まずはイーサリアムについてご紹介します。
この章は余談なので、知っている方は飛ばしてください。
イーサリアムはビットコインの次に時価総額が大きい仮想通貨です。
イーサリアムの時価総額は約830億円※で、ビットコインは約7,000億円※です。
仮想通貨全体の時価総額は約8,640億円※なので、
イーサリアムとビットコインで仮想通貨全体の時価総額の90%を占めています(※2016年4月9日現在)
つまり、イーサリアムはビットコインの後にできたちょっとした上位互換という感じですね。
イーサリアムには特徴があり、その一つを紹介します。
イーサリアムにはスマートコントラクトというものがあります!!
「スマートコントラクト」は「スマートな契約(contract/コントラクト)」という意味です。
これが画期的な仕組みで、
ビットコインはブロックチェーン上にビットコイン取引の記録をどんどんと残していくもので、
それを中央管理せずに事実上改ざん不可能にした革新技術です。
それに対し、イーサリアムは「取引と一緒に契約も残してしまえるプラットホームを作ろう!」ということなのです!
例えば、イーサリアムを利用して仮想通貨を
「A君がB君に100円分送金。そして1年後にB君はA君に200円にして返す」という契約を結んだとします。
その契約自体をブロックチェーン上に記録してしまおう!
ということなのです!
そうすれば、契約を改ざんすることも消滅させることもできなくなります。
ブロックチェーンの技術を見事応用した形ですね。
こういった契約は今までであれば中央機関が保証してくれていました(裁判所・登記所・銀行等々)ので必ず費用と時間がかかっていました。
それが、イーサリアムの技術を利用すれば不要になるのです。
とても近未来的な技術です。
そして、このイーサリアムの生みの親を知っていますか?
恐らく知らない人がほとんどだと思うので、お話しすると、
チャールズホスキンソンという天才学者がこのイーサリアムを作成しました。
暗号通貨を世に送り出している天才です。
コロラド大学で数論と数学理論を学んで暗号分野を極めました
そして、ビットシェアーズの創設者です
ビットシェアーズというのは暗号通貨の取引が出来る総合プラットフォームというものです。
いろいろと説明しましたが、ビットコインに負けず劣らずな仮想通貨が、イーサリアムということですね。
XRP(リップル)
今2017年大ブレイク中なのが、リップル(XRP)です!!
なんだかんだ、リップル(XRP)は3年ぐらい経って伸びてきたような仮想通貨ですね。
当初から知っていますが、ここまで来るのに結構時間かかりましたね。
ちなみに三ヶ月で価値が約100倍まで跳ね上がりました。
仮想通貨バブルです。
リップル(XRP)は世界中のお金の取引にリップル技術が使われるかもしれないという期待から
こうした価値が跳ね上がっています。
すでに全世界で実験が行われており、どんどん注目されています。
そしてビットコインには、送金に時間がかかるという欠点があります。
ビットコインで決済をする場合、3~5分ほど、長い場合は10分以上時間がかかってしまうこともあります。
こういった取引時間の長さを解消したものがrippleです。
リップルはRipple Labs, INC.という会社が運営しており、Googleが出資したことでも話題になりました。
ビットコインでは平均10分程かかる決済も、rippleでは数秒で可能です。
ちなみに三菱東京UFJ銀行でリップル(XRP)の仕組みが使われます!!
→https://infofreestyle.com/ripple
とは言っても、リップル(XRP)が通貨として発展するのか、リップル(XRP)の技術とともに発展するのかは
少し疑問視されます。
今はバブルですが、もしかすると無価値にもなる可能性もあるので、そこらへんは自己責任で。
XEM(ネム)
私はいつもXEM(ネム)いですwww
そんな洒落は置いといて、このネムという仮想通貨は、
ビットコインの改良されたというイメージの捉え方で問題ありません。
ネム(XEM)には独自のPOI(Proof-of-importance)という仕組みがあります。
これは、先程言った、ビットコインやイーサリアムとは違い、電力をあまり消費することなく
セキュリティも強いという特徴があります。
このネム(XEM)は技術的な応用しやすいので日本にあるZaifを運営するテックビューロがネム(XEM)との
互換性を保ったMijinというプライベートブロックチェーンなども開発されています。
ネム(XEM)は日本人の開発コミュニティもあり、今後様々な分野で活用が期待されている仮想通貨の一つです。
Factom(ファクトム)
このファクトム(Factom)も今後技術的に活用幅が大きい仮想通貨の一つです。
このファクトムというのは、貸付記録、証券や保険などの書類や記録を
ブロックチェーン状で管理することを可能にします。
Factつまり、事実という語源からきており、登記簿登記や印鑑証明など、特定の事実を証明する
公証みたいな役割が期待されています。
大量のデータなどを管理した際に何かトラブルが起きると大きな損害賠償を支払うことになりますが、
ファクトムを使うことで、世界中に分散されているコンピュータにより、安全で透明性の高い状況で
保存記録などが可能となります。
私自身は、これが普及すれば今ある公務員の市役所などのシステムが
ごっそり行為ったシステムに変わる可能性が大きいと思っています。
Monero(モネロ)
Monero(モネロ)は、エスペラント語で、「コイン」「硬貨」という意味を持つ仮想通貨(アルトコイン)の一種です。
Bitcoinのソースコードを元にしておらず、
CryptoNoteプロトコルに基づくオープンソースのProof of Workを使用しています。
CryptoNightは匿名性に特化しており、Bitcoinよりも匿名性が強いことが特徴です。
Moneroは、CryptoNightを採用している「Bytecoin」というコインのソースコードを元にしています。
名称:Monero(モネロ)、通貨単位は「XMR」
開始:2014年4月18日
供給量の上限:18,400,000XMR
アルゴリズム:Proof of Work / Crypto Night
マイニング(採掘):CPUで可能、4年でおよそ86%が採掘される
Augur(オーガー)
Augur(オーガー)とはイーサリアムのスマートコントラクトプロジェクトの1つで、
ユーザーが予測市場へ参加するためのプラットフォームシステムです。
予想市場というのは、未来に起きる出来事に対してお金をかけて
実際に起きた結果を言い当てた方がお金をもらえるという、ギャンブルの一種です。
例えば、「次のW杯はどこが優勝するか?」
とか
「アメリカ大統領選挙はどちらが当選するか?」
など、社会行事からスポーツのイベントを予想するものです。
Augurが目指すものは、未来の出来事に対してのカクォ通じて集合地にようる予測を行い、
実際の事実を認定するという分散型のプロトコルです。
Augurのソフトウェアは、オッズや掛け金額を預かり、事実を認定して、配当まで行うが
特定の胴元は存在することなく自動で実行するものになります。
現在20代前半でありながら、イーサリアムの共同創業者の一人であるVitalik Buterinがアドバイザーを務めています。
ちなみに、augurとは占い師を意味する英語の名詞です。
予測市場のみならず、保険の分野に対しイノベーションを起こす可能性も期待されています。