標準偏差ボラティリティを使ったトレンドフォロー手法についてまとめてみました。
現役ファンドマネージャーのトレード手法
今回は、現役ファンドマネージャーのトレード手法についてご紹介したいと思います。
BinaryOption(バイナリーオプション)でも十分通用する手法ですので
ロジックマニアはぜひアイディアの一つにしてください。
標準偏差ボラティリティトレード手法
標準偏差ボラティリティトレード手法は石原順さんという
数社の海外ファンド運用に携わる現役ファンドマネージャーが公開している手法になります。
石原順さんってどんな人って思う方はブログを読んでください。
→https://ameblo.jp/ishiharajun/
ボラティリティとは価格の変動性(変動率)のことをいいます。
ボラティリティが大きいとは価格の変動性が大きいことを指します。
標準偏差ボラティリティトレード手法はADXと標準偏差ボラティリティを活用して
トレンドフォローで稼ぐ手法ですね。
・ADX
・標準偏差(StdDev)
・ボリンジャーバンド
3種でトレンドを把握します。非常にシンプルで且つ強い手法だと思います。
ADX
ADXとは、AverageDirectionalMovementIndexの略です。
日本語で平均方向性指数と呼ばれています。
トレンドの総合的な強さを測定するために特に役立つテクニカル指標です。
標準偏差(StdDev)
標準偏差(StdDev)とは過去の為替レートの変動幅を元に計算するテクニカル指標です。
日本語では標準偏差と呼びます。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは相場のボラティリティを一定期間の価格データから測定し、
統計学的な観点から価格の変動範囲を予測してチャート上に表示するテクニカル指標です。
標準偏差ボラティリティトレードで必要なインジケーター
必要なインジケーターはこちらになります。
ボリンジャーバンド→数値:21(±1シグマ)
ADX→数値:14
Stddev(標準偏差)→数値:26
すべてのインジケーターはMT4にデフォルトで導入されています。
但しADXはMT4のデフォルトではなく修正平均ADXを採用しています。
標準偏差ボラティリティの具体的なトレード方法
BinaryOption(バイナリーオプション)の場合は60秒でサインが出ていれば5分決済しましょう。
5分であれば15分決済にしましょう。
FXでは明確なエグジットポイントがあるので書いていきます。
Step1:ADX(14)とStddev(26)が右肩上りになっている
ADXとStddevが右肩上りになっていることが大切です。
まずこの2つのラインを注目しましょう。
Step2:ボリンジャーバンドの±1シグマラインをローソク足が抜けている
次にボリンジャーバンドのド±1シグマラインをローソク足が抜けていれば
トレンドサインになります。
トレンドはなるべく初動で入るようにしましょう。
遅ければ遅いほどトレンドの強さは落ちてしまいますので。
またサポレジラインは見たほうが良いと思います。
Step3:ローソク足がボリンジャーバンド±1シグマに戻ったら決済
ローソク足がボリンジャーバンド±1シグマに戻ったら決済します。
BinaryOption(バイナリーオプション)のエントリーポイント
実際のエントリーポイントです。
最初のエントリーポイントですが、サポートラインが割れずにレンジが続いています。
その後ADXと標準偏差が右肩上がりに向き、サポートラインをブレイクして足を固めたので
そのまま下降トレンドになっています。
次のエントリーポイントですが、これも直近の高値を更新できずレンジが続いていましたが、
ラインを抜いてそのまま上昇トレンドになりました。
BinaryOption(バイナリーオプション)でトレードする場合は1分チャートであれば
5分決済したほうがいいかなと思います。
2つ目のエントリーポイントとかだとブレイクしただけでエントリーして1分決済だと
負けてしまうので、せっかく上手くトレンド掴んでいるのに勿体無いです。
また、一番重要視するのはローソク足のパターンや形状です。
ローソク足をベースにトレードしたほうが勝率は上がるかなと思います。
まとめ
標準偏差ボラティリティトレードはBinaryOption(バイナリーオプション)でも通用します。
ただこれを使えば絶対に勝てるということではないので自分のベストな手法を身に着けて
マスターすることが大切だと思います。