今回は、検閲・改ざんを受けない自由な言論空間の仮想通貨のAkasha(アカシャ)についてまとめてみました。
Akasha(アカシャ)とは
Akasha(アカシャ)とは、イーサリアムネットワーク上に構築された分散型ソーシャルメディアになります。
このAkasha(アカシャ)は、「表現の自由」を追求して生まれたプロジェクトになります。
Akashaは、サンスクリット語で「天空」という意味を持つそうです。
現在は、2016年3月に公開されたα版の改良を行っており、2017年内のβ版ローンチに向けて開発が進められています。
Akasha(アカシャ)の特徴
Akasha(アカシャ)は、既存のブログと同じようにコンテンツの投稿や共有ができる
ソーシャルネットワークサービスになります。
Akasha(アカシャ)では、既存のサービスとは異なり、データを全て集中サーバで管理するのではなく、
ブロックチェーン上に分散で記録、管理を行います。
コンテンツを集中管理する中央管理者をなくしたことで、サイバー攻撃やハッキングなどのリスクの軽減が期待できます。
また、検閲などで第三者によってコンテンツをコントロールされません。
これによって、改ざんや検閲されることがなく、プロジェクトで掲げていた、
表現の自由や情報への自由なアクセスが確保された言論・表現の場を実現します。
Akasha(アカシャ)のメリット
Akasha(アカシャ)は、イーサリアムネットワーク上で構築されている特徴を生かして、
ユーザーは自分で投稿したコンテンツごとに、ETH単位で販売することができます。
また、ユーザーもいいねなどのアクションの代わりにETHを投げ銭のように送金が可能になります。
さらに、イーサリアムは送金手数料がやすいため、マイクロペイメントが可能で、
少額でもコンテンツの販売や購入が可能というメリットがあります。
これは、今後ブログのライターやコンテンツを持っている人などにとっては、
非常に画期的な仕組みになるのではないかと思っています。
Akasha(アカシャ)の今後
Akasha(アカシャ)は、改ざんや検閲を受けることない表現・言論プラットフォームとして普及が加速すれば、
イーサリアム上でアカウントと言論がリンクして、将来的にはブロックチェーン上におけるIDの
役割を果たすのではないかと思います。
Akasha(アカシャ)の公式サイト
Akasha(アカシャ)の公式サイトは下記のリンクになります。
まとめ
とても、面白いと思います。こうしたメディア系の仮想通貨の企画はクリエイターの人に
かなりオススメできます。
今後のAkasha(アカシャ)に期待です。