今回は、ブロックチェーンをベースにした金融技術の開発と商業化を目指すプラットフォームの仮想通貨「TZERO(TZRO)」についてまとめてみました。
TZERO(TZRO)とは
TZERO(TZRO)とは、ブロックチェーンをベースにした金融技術の開発と商業化を目指すプラットフォームの仮想通貨です。
TZERO(TZRO)は、急成長する暗号化資本市場にエンタープライズクラスの技術をもたらすことを目指し、
ブロックチェーン技術を従来の資本市場機能に統合することを目指しています。
フィンテックとブロックチェーン産業が絡み合う中、出現するビジネスは次のようになります。
・高い適応性
・前向きの考え方
・経験豊富
TZERO(TZRO)はこれらの基準をすべて満たしています。
TZERO(TZRO)の特徴
・ブロックチェーンをベースにした金融技術の開発と商業化を目指すプラットフォームの仮想通貨
・TZEROプラットフォーム
・DLRソフトウェア
TZERO(TZRO)のプラットフォーム
・tZEROは、初のSECでFINRA規制されたATS(代替取引システム)(ATS)としてSEC登録およびFINRA会員ブローカーディーラーである
SpeedRoute LLC、最優秀ルーティングおよび執行会社、PRO Securities LLCを所有しています。
暗号セキュリティの取引(OverstockのBlockchain Voting Series A Preferred)。
・お客様の製品テストで使用されているtZEROのDigital Locate Receiptソフトウェアは、
市場参加者に証券の貸し出しや借り入れのための、より透明で効率的かつ遵守的なソリューションを提供するように設計されています
・tZERO独自のルーティング技術は、125以上のブローカーディーラーにサービスを 提供し、
接続、市場アクセス、スマートオーダールーティング、アルゴリズム取引ソリューションを提供します。
・tZEROの技術基盤は現在、1日に15-1800万件の伝統的な注文 を処理しており、1日当たり1億件以上の注文を処理することができます。
・当社のATSは、24時間取引(伝統的な株式証券)を可能にし、流動性を提供し、他は閉鎖している。
・tZEROは、高度な財務モデルを実行し、アダプティブ・ダイナミック・ポートフォリオを作成することができる
ロボ・アドバイザリー・カンパニーの過半数を取得しました。将来のトークン・ホルダーにとってはそのメリットが得られます。
TZERO(TZRO)のDLRソフトウェア
TZERO(TZRO)のDLRソフトウェアは、ライセンシーの証券貸付活動を、コスト面と運用面の両方から、
より透明でより効率的にするように設計されています。
これにより、既存の市場参加者がワークフローを改善し、新しいタイプの顧客を参加させることができます。
TZERO(TZRO)の概要
名前:TZERO
シンボル:TZRO
TZERO(TZRO)の公式サイト
TZERO(TZRO)の公式サイトは下記のリンクになります。
TZERO(TZRO)のホワイトペーパー
TZERO(TZRO)のホワイトペーパーは下記のリンクになります。
→https://ja.scribd.com/document/370361989/TZERO-White-Paper
米イーストマン・コダックによって発表されたコダックコインはTZERO(TZRO)プラットフォームでICOを行う!?
米ネット通販大手Overstock.comのブロックチェーン子会社TZERO(TZRO)は、
自社のプラットフォーム通じて二次的にコダックコインの運用にアドバイスしていくことを発表しています。
コダックワンプラットフォームとコダックコインの共同設立者Jan Deneckeは、次のように述べています。
「米国連邦証券法に準拠した証券トークンプラットフォームを開発し提供することができるTZERO(TZRO)のビジョンは、KODAKCoinの成功の鍵です。」
「The KODAKCoinフォトグラファーのセキュリティと安心感を提供することが中心で、
TZERO(TZRO)プラットフォームにより、私たちはトークンホルダーにも同じセキュリティを提供することができます。」
SEC(米国証券取引委員会)がTZERO(TZRO)のICO調査
米SECががTZERO(TZRO)のICO調査しているようです。
以下は本文の引用文です。
米国証券取引委員会(SEC)が米イーコマース大手のオーバーストック・ドットコムの
仮想通貨を扱う子会社ティーゼロの新規仮想通貨公開(ICO)を調査し始めたようだ。
ティーゼロが今月1日に発表した「私募に関する覚書」の中で伝えた。これを受け、同社株は10%急落している。
オーバーストックは仮想通貨への積極的な取り組みで知られ「仮想通貨テーマ銘柄」となっていた。
同社株は昨年10ドル台で取引されていたが、仮想通貨相場が盛り上がった秋頃から急上昇を始め、一時80ドルまで高騰。
現在でも約60ドルで取引されている。
2月28日にウォールストリートジャーナル誌(WSJ)に寄せられた匿名情報によると、
SECは仮想通貨関連事業に対する捜査を開始したようだ。
(参考記事「米証券取引委員会 複数の仮想通貨関連業者への調査を開始 召喚状等送付」2018年3月1日)
ティーゼロが3月1日に発表した資料は「今後トークンを発行できるかは保証できず、
発行されたとしても、厳しい法的および契約上の譲渡制約が課され、SECの規制義務に従わなければならない可能性」について述べている。
オーバーストックのパトリック・バーンCEOは、SECが「(仮想通貨)業界全体を調査しようとして」おり、
この動きを「支持している」と述べている。「規制を厳しくすればするほど、我々の業界が良く見えてくる」。
またバーン氏は「誰もが証券だと知っている」と述べ、
多くの売り出しは証券市場で売られていなくとも実質的に証券であり、SECはICOに関して「無知」であると語っている。
オーバーストックは、同社のICOについて伝統的な証券申告ではなく、規制DとSの対象であると申告した。
それは、米国市民がICOに投資するには、
公認の投資家(純資産100万ドル以上、または年収20万ドル以上)でなければならず、海外での取引には米国市民は関与しないというものだ。
SECへの申告書類を見ると、ICOは17年12月に開始され、1100人の投資家から約106億円を調達した。
ティーゼロのホームページには、「私募」期間が18年3月30日まで延長されたことが発表されている。
今年の1月には、同じ規定に基づいてイーストマンコダックが独自のICOを開始すると発表し株価が急進。
ところが公認投資家たちの身元確認のチェックに時間を要しており公開日を延期している。
まとめ
米SECがTZERO(TZRO)のICO調査によりICOは延期しているようです。
TZERO(TZRO)はコダックコインなどにより知名度を上げましたが、今度どうなるのかって感じですね。