今回は、2017年ICOの中で資金調達No.1の仮想通貨である、Tezos(テゾス)についてまとめてみました。
Tezos(テゾス)とは
TezosTezos(テゾス)とは、古代ギリシャ語でsmart contractという意味から名付けられました。
Tezos(テゾス)はビットコインやイーサリアムが直面した、政治的・技術的な問題を避けながら、
安全で分散化されたアプリケーションやスマートコントラクトをサポートします。
Tezos(テゾス)はハードフォークの必要が無いシステム修復ができる仮想通貨を実現しようとしています。
とても簡単に説明すると、
Tezos(テゾス)は、ハードフォークとか関係なく、
ブロックチェーンのアップデートができるよというブロックチェーンです。
Tezos(テゾス)の特徴
Tezos(テゾス)の特徴のは下記の4つになります。
・ハードフォークに頼らないシステムの修復が可能
例えば、プロトコルにバグが見つかりシステム修正が必要な場合は、フォークさせて修正する必要がありますが、
ハードフォークすると、新システムと旧システムに互換性が無く2つの通貨に分離してしまいます。
そうならないように、ネットワークプロトコル、トランザクションプロトコル、
コンセンサスプロトコルを独立させることにより、新システムと旧システムの互換性を維持しています。
・プルーフ・オブ・ステークによる民主的な承認システム
プロトコルの修正をする際に、承認システムとして、
ビットコインの場合は、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)が採用されているため、
コインのマイナー(採掘者)が投票を行い決定を行いますが、
Tezos(テゾス)の場合は、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)が採用されているため、
コインの保有者が投票を行い決定を行います。
これにより、民主的な意思決定を行うことが可能です。
・システム修正に報酬が支払われる(開発者への報酬)
・ウォール街の頭脳集団や電算科学者が立ち上げた
Tezos(テゾス)はICOについて
Tezos(テゾス)のICOは、2017年7月1日に開始し、2017年7月14日に約262億円を調達しました。
また、発行上限無しなので、他の仮想通貨のICOのように先着順だったり、抽選だったりすることなく、
必要数は必ず購入できます。
著名ベンチャーキャピタリストであるTim Draperが投資したことでも注目されています。
開発チームが発表しているスケジュールでは、取引所上場までには4ヶ月ほどかかる見込みです。
Tezos(テゾス)はICOの中で現在資金調達ランキング第1位
Tezos(テゾス)すでにプレセールは終わっており、ICOの資金調達がなんと、No1です。
資金調達額はなんと2.32億ドルです。
それだけICOの中でもTezos(テゾス)に対して期待値が高いのでしょう。
Tezos(テゾス)の公式サイト
Tezos(テゾス)の公式サイトは下記のリンクになります。
まとめ
非常に規模のでかいICOだなと思いました。
資金調達額が〇〇億ドルなどという数字はなかなか出てこないです。
それだけ投資家の期待を集める仮想通貨なのだと実感しました。