今回は、2018年にRipple(リップル)を使用する可能性のある国際決済業者5社についてまとめてみました。
Ripple(リップル)の公式Twitterで大手5社の国際決済業者の中の3つが2018年にRipple(リップル)を使用される!?
Ripple(リップル)の公式Twitterで大手5社の国際決済業者の中の3つが2018年にRipple(リップル)を使用するとアナウンスをしています。
3 of the top 5 global money transfer companies plan to use XRP in payment flows in 2018. Even more in the pipeline. https://t.co/5JOlxe20Ur
— Ripple (@Ripple) January 5, 2018
今回は、この大手国際決済業者5社の情報についてまとめてみました。
Ripple(リップル)大手5社の国際決済業者というと次の5社が上位です。
2018年にRipple(リップル)を使用する可能性のある国際決済業者:Western Union(ウエスタンユニオン)
Western Union(ウエスタンユニオン)とは金融および通信事業の会社です。
国際送金業務においては業界トップの、全世界200以上の国と地域に480,000ヶ所以上の取扱店舗を持っている世界的な企業です。
会社のそもそも発端は1851年、電報電信会社として設立されたところから始まります。
1856年には会社名をWestern Union(ウエスタンユニオン)とし、1871年には本格的に送金業務開始、1884年になるとダウ・ジョーンズ平均を構成する最初の11銘柄に入りました。
続いて1896年にはヨーロッパ・北アフリカ・北米・南米・オーストラリア・アジアに業務拡大、その後チャージカードや商業衛星の導入を始めていき、
1980年には送金業務の収益が初めて電報業務の収益を上回ります。
さらに2001年には、世界の取扱店舗が10万店を超え、2006年になると個人間送金14万7千件、個人法人間送金24万9千件を突破するにまで至りました。
このような歴史を紡いできたWestern Union(ウエスタンユニオン)ですが、未だ勢いが衰えることはなく、
2011年には55億ドル、2012年には57億ドルもの収入を得ており、大規模かつ右肩上がりの成績を収めています。
→https://www.westernunion.com/
2018年にRipple(リップル)を使用する可能性のある国際決済業者:MoneyGram(マネーグラム)
MoneyGram(マネーグラム)とは国際的送金ネットワークのサービスを行なっている会社である。
アメリカ合衆国テキサス州ダラスに本拠地をおき、ニューヨーク証券取引所に上場している。
Global Operations Centersをミネソタ州セントルイスパーク、Global Call Centerをコロラド州デンバーにそれぞれ置き、世界約200カ国・地域に23万拠点のネットワークを有している。
→https://secure.moneygram.com/
2018年にRipple(リップル)を使用する可能性のある国際決済業者:TransferWise(トランスファーワイズ)
TransferWise(トランスファーワイズ)とは、オンラインで海外送金サービスを行う企業です。
手続き手数料を抑え、為替手数料をゼロにした画期的なサービスで、2011年に開始して以来、一躍注目を浴びました。
TransferWise(トランスファーワイズ)創業者のひとりは、スカイプの立ち上げから関わっていたエストニア出身のTaavet Hinrikus氏。
当時、Hinrikusu氏はロンドンに住んでいましたが、エストニアのスカイプが雇用先で、給料はユーロで支払われていました。
一方、同じくロンドンに住む共同創業者のKristo Käärmann氏は、給与はポンドですが、エストニアのユーロの銀行で住宅ローンを組んでいたそうです。
そこで2人は、日々の為替レートを見ながら、 Käärmann氏がHinrikus氏のイギリスの銀行にポンドを振り込み、
Hinrikus氏がKäärmann氏のユーロの銀行にユーロを振り込むことで、為替レートに潜んでいる手数料を回避していました。
このようなやりとりを必要としている人は世界にもいるはずだと、2人で立ち上げたのがTransferWise(トランスファーワイズ)というサービスです。
2018年にRipple(リップル)を使用する可能性のある国際決済業者:WorldRemit(ワールドリミット)
WorldRemit(ワールドリミット)とは、2010年英国でソマリランド出身の起業家イスマイル・アハメド氏が創設したFintech企業です。
主にモバイルマネーを利用した国際送金サービスになります。
消費者の間で急激に普及するモバイルマネーの事業者と連携しながら、移民労働者向けの国際送金サービスを拡大してきました。
銀行口座を持たないユーザーでも、モバイル端末とモバイルマネーがあれば利用できる手軽さが受けており、銀行インフラの整備が遅れるアフリカ、アジアなど新興国市場で急成長している。
2018年にRipple(リップル)を使用する可能性のある国際決済業者: PayPal(ペイパル)
PayPal(ペイパル)とは、クレジットカードを介した世界で最も有名なオンライン決済サービスのことで、
支払先にクレジットカード番号を教えることなく、安全・迅速・簡単に送金できるのが特徴です。
PayPal(ペイパル)を利用したクレジットカード決済では送金手数料が無料なので、少額決済にも適しています。
またPayPal(ペイパル)では、ベリサインによる最高のセキュリティが保証されたオンライン環境で、安全かつ迅速にクレジットカードからのお支払いが可能です。
もちろん、お支払いの際には、ご利用金額に応じたクレジットカードのポイントも貯まります。
まとめ
今回紹介した5社の中で3社がRipple(リップル)を使った決済システムに移行します。
どれが来てもRipple(リップル)にとっては大きなことなので、期待できますね。