今回は、マネックスグループがCoincheck(コインチェック)を完全子会社化!?情報についてまとめてみました。
マネックスグループがCoincheck(コインチェック)を完全子会社化!?
マネックスグループがCoincheck(コインチェック)を完全子会社化した模様です。
以下は本文の引用文です。
インターネット証券大手のマネックスグループは6日、仮想通貨交換会社のコインチェック(東京・渋谷)を完全子会社化すると発表した。
コインチェックの既存株主から全株式を36億円で取得する。
ネット証券運営で培った経験を生かし、仮想通貨NEM(ネム)の巨額流出を受けて傾いたコインチェックの経営を立て直す。
コインチェックの持ち株比率はこれまで和田晃一良社長が45.2%、大塚雄介取締役が5.5%、その他法人・個人合わせて6人が49.3%だった。
マネックスGはこのすべてを16日付で買い取り、100%子会社化する。
コインチェックの新社長にはマネックスGの勝屋敏彦常務執行役が就任するほか、松本大社長も取締役に就任する。
1月に発覚した約580億円分の仮想通貨NEMの流出の責任をとる形で、コインチェックの和田社長や大塚取締役は退任するが、
執行役員として残る。
マネックスGが6日午前に開示した資料によれば、
売却収入から売却原価を控除した純額を売上高とした場合のコインチェックの2017年3月期売上高は9億8000万円。
これに対して営業利益は7億1900万円で営業利益率は73%にのぼる。
仮想通貨の値上がりが目立った18年3月期はさらに利益を上げているとみられる。マネックスGは利益率の高さに着目して買収を決断した。
コインチェックは流出したNEMを保有していた顧客に対して約460億円の補償対応を進めている。
マネックスGは、補償後であってもコインチェックの18年3月期の純資産は17年3月期を上回るとみている。
コインチェックは金融庁から2度の業務改善命令を受け、経営体制の抜本的な見直しを迫られていた。
完全子会社化によりマネックスG主導での再建を急ぐ。
金融庁はコインチェックの仮想通貨交換業者への登録を容認する検討に入る。
リスク管理や内部監査などの改善状況を点検しつつ、登録審査を再開する。
→https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2908207006042018MM0000/?n_cid=SNSTW001
マネックスグループとCoincheck(コインチェック)の要点まとめ
・マネックスグループはコインチェックを完全子会社化する
・全株式を36億円で取得
・新社長にはマネックスグループの勝屋氏が就任
・和田、大塚氏は執行役員として残る
・コインチェック前年度売上10億、営利7億で営利率は73%だった
・マネックスはNEMを補填しても今年度の純資産は前年度を上回るとみている
・営業再開の見通し
・仮想通貨交換業者登録の見通し
麻生太郎氏が「みなし業者」への調査結果と記者説明が15時半に開始!!
麻生太郎氏が「みなし業者」への調査結果と記者説明が15時半に開始されます。
そこまで大きな影響はないと思いますが、チェックしておきましょう。
また、麻生氏はCoincheck(コインチェック)がマネックス傘下で対応できれば仮想通貨交換業者として登録を認めるとのことなので、
営業再開も近いですね!!
Coincheck(コインチェック)の記者会見が4月6日の16時に開始!!
Coincheck(コインチェック)の記者会見が4月6日の16時に開始されるようです。
主にマネックスの子会社化がメインだと思います。
これもチェックしておきましょう。
Coincheck(コインチェック)のREP、DASH、ZECが出金、売却再開!!
Coincheck(コインチェック)のREP、DASH、ZECが出金、売却再開されました。
以下は本文の引用文です。
2018.4.6
今般、コインチェック株式会社(代表取締役社長:和田晃一良、以下:当社)が運営する仮想通貨取引サービス「Coincheck」において、
お客様からお預かりしていた仮想通貨NEMが不正アクセスにより外部へ不正送金され、
また、当該不正送金に伴い同サービスの一部の一時停止という事態となり、
お客様、お取引先、関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、改めて深くお詫び申し上げます。
このたび、再開に伴い、技術的な安全性等の確認とともに、
マネー・ローンダリング及びテロ資金供与リスクに鑑みた措置を講じました。
これを受け、下記の一部仮想通貨の出金・売却を再開してまいります。
再開は技術的な安全性等の確認が完了した通貨・機能から順次行なってまいりますが、
お客様の資産保護を最優先とし、まずは仮想通貨の出金・売却の再開から実施をいたします。
一部仮想通貨の出金・売却再開について
再開日時:2018年4月6日(順次)
再開機能:一部仮想通貨の出金・売却(入金、購入は対象外となります)
出金再開対象仮想通貨:REP、DASH、ZEC
売却再開対象仮想通貨:REP、DASH、ZEC
→http://corporate.coincheck.com/2018/04/06/52.html
まとめ
マネックスグループがCoincheck(コインチェック)を完全子会社化し、麻生氏も仮想通貨交換業者として認める可能性がある
というのも発言されていたので、Coincheck(コインチェック)での営業再開も近いですね。
そして何よりも、REP、DASH、ZECが出金、売却再開されたので、眠っていた銘柄も引き出そうと思っています。
ちなみに、和田社長は売却エグジットにより約16億円のキャピタルゲインですね。
ベンチャーは上場ゴールが多いですが、16億円もらえたらウハウハですよね。