「力があるからこそ、何かができる」
というのが、
論理的に正しい順番だと思いますが、
実際の人生の中では、
「何かができた時、その力を自覚する」
ということが多いですよね。
人は、自信があるから行動を起こすのではなく、
行動の積み重ねが、自信になるのです。
考えてみれば、ビジネスの現場でも全く同じです。
今はまだ自信が無いからと、行動を起こさない方がたくさんいらっしゃいますが、
それではいつまでも、成果が生まれません。
まずは行動をすること、それにより、最初は小さくても成果が生まれていき、少しずつ、自信を身に付けていくのです。
現在、日本社会では、「愛されたい」と願う人が多いように思います。
他人からの評価を気にして、他人に愛されれば、自分が幸せになると考えています。
しかしながら、社会の中で、愛したい人より愛されたい人が多い以上、
愛されたい人は不幸になりやすいのです。
社会から愛が欲しいのに愛を与えてもらえないと不満を言う人と、
社会に対してどんな時も愛を与え続けていく人は、どちらが魅力的でしょうか?
こんなことを書き綴る私も、前までは、前者だったと思います。
幼少期の家庭環境で傷付いた心を、誰かに癒して欲しいと、愛を求め続けました。
しかし、今現在は、間違いなく後者であると感じていますし、
これからも、そうでありたいと考えています。
愛が凄いのは、永遠に溢れ出るところです。
命がある限り、いつまでも渇れることはありません。
そして、愛を出し惜しみせず、与え続けていけば、その愛はもっと大きくなって返ってきます。
そのことに多くの方が気付き、社会の中に愛の供給量が多くなれば、
愛を取り合って傷付け合うようなことも無くなっていくでしょう。
「愛される人」から、「愛する人」へ。
私達が明確に意識を転換できた時に、より豊かで、より素敵な社会が実現すると信じています。