今回は、DAICOを実装したICO支援サービス「ICOVO」についてまとめてみました。
ICOVOとは
ICOVOとはEthereum(イーサリアム)上でERC20/ERC223に準拠した
・ICOトークンの発行管理
・対応ウォレット
・ICOリストサイト
ENSで構成されたワンストップのICO支援サービスになります。
ICOVOは、ICOの最大の課題である投資家保護の仕組みを取り入れることによって健全なICO環境を実現させようとしています。
課題解決の手法としてICO起案者の実在認証やICOプロジェクトの透明性を向上させる仕組みに加えて、
DAICOを実現させるスマートコントラクト「DAICOVO」を開発し実装する計画です。
DAICOVOは2018年Q3にリリースします。DAICOVOを実装したICO支援サービスであるICOVOも同時タイミングでα版をローンチします。
また、同時にα版の最初の起案プロジェクトとして、ICOVO自らもICOを行います。
ICOVOのプラットフォーム
ICOVOは、EthereumのERC20 / ERC223準拠のDAICOフレームワークであるICOVO Appを使用して、
ICOのトークンの発行を管理するためのプラットフォームであるDAICOVOを提供するワンストップのICOサポートサービスで、
ERC20 / ERC223準拠ICO投資家向けのKYC / AML機能、IPFSベースのホワイトペーパーバージョニング、
ICOプロジェクト管理機能を備えたICOリスティングサイトであるICO Web、
ホワイトペーパーやその他の文書の審査、法定チェック、
エンジニア作業などのICO必需品スイス、日本、シンガポールでのDAICOVOパラメータ調整から展開、
英語、日本語、ドイツ語、フランス語、イタリア語のプレスリリースを配布しています。
このすべてをワンストップで提供することは、ICO投資家を安心させ、ICOプロジェクトの創設者に信頼を寄せ、ICOをより健全なものにします。
ICOVOのDAICOとは?
DAICOとはEthereum(イーサリアム)創業者Vitalik Buterin(ヴィタリックブテリン)が提唱したICOで
調達した資金を非中央集権的な手法で起案者が不正に使えないように管理する仕組みです。
ERC20に準拠したトークンを使ったICOにおいて、スマートコントラクトを使ってプロジェクト起案者が
調達した資金を使途のマイルストーンに応じてしか引き出せないようにし、
かつ、プロジェクトが何らかの理由で中止となった場合などに
プロジェクト参加者の合意形成で残っている資金を戻せるようするための仕組みです。
詳しくは下記の記事を参照してください。
ICOVOのENSとは?
ENSは、イーサリアムネームサービスであり、
イーサリアムのブロックチェーンに基づいた分散されたオープンで拡張可能なネーミングシステムです。
さまざまなリソースを解決するために使用できます。
現在のENSはイーサリアムアドレスの解決を定義していますが、
システムは設計上拡張可能であり、将来的により多くのリソースタイプを解決できます。
ICOVOのアプリが5月15日にリリースされる
ICOVOのアプリが5月15日にリリースされるようです。
AndroidとIOS対応しているので、リリースされたら一度手にとって触ってみたいですね。
ICOVOの公式サイト
ICOVOの公式サイトは下記のリンクになります。
まとめ
ICOVOは面白そうです!!また、ICOVO自らもICOを行うようなので購入したいと思います。