あなたは、自分の欲を理解できていますか?
僕の場合、
・子供に起業家としての背中を見せたい
・子供にいい環境を与えたい
・家族で旅行を沢山したい
・飛行機やホテルでダイヤモンド会員になりたい
・テレビや雑誌に出て有名になりたい
etc…
というような欲があります。
が、
成功とは無縁の人は自分の足元をおざなりにし
世界を救うとかボランティア活動に明け暮れてしまいます。
ただ、
現実問題、世界を救うにしてもお金が必要です。
そして、
自分や家族を幸せに出来ない人が、
世界といったスケールを語ったところで、
何の真実味もなく世界にインパクトを与える
ことなど到底出来ません。
だって、考えてみて下さい。
自分は貧乏で、家族も質素な暮らし、
そんな人が世界の貧困問題を解決できる
でしょうか?
間違いなくできません。
なぜなら、
自分のことも満足に叶えることが出来ない
人が、まったくの他人のことを救えるはずないのです。
では、
自分だけ儲けて銭ゲバになればいいのか?
これも違います。
ただ、大切なのは、自分の欲と向き合い
パワーの根源を生み出す必要があるのです。
もちろん、
過去に何らかの影響を受け他人のために
人生の時間を使いたいという人であれば、
それも自分の欲と向き合っていることになります。
が、
そういった過去や思いもなく世間体だけでやっている人は、
自分の欲から逃げているにすぎません。
なぜなら、
人は、自分の欲を叶えたいという反面
叶えない言い訳を常に持っているのです。
例えば、
お金を稼ぎいい暮らしをしたいけど、
自分の使命はボランティア活動だから出来ないといった具合です。
分かりやすい例としては、
たまに街角で募金活動をやっている人がいますが、
暑い中、声を張り上げ頑張ったところで1日いくらにもなりません。
でも、考えて下さい。
本気でお金を集めたいのであれば、
1日どこかでバイトを行い「寄付」した方が、よっぽどお金は集まります。
が、
彼らは、そういったことをしません。
なぜなら、
言い方悪いですが、正直募金などどうでもよく、
活動して頑張っている自分を認めて欲しいだけだからです。
このように言うと、「そんなことない」と声を荒げて怒るかもしれません。
が、
そう思われても仕方ないのです。
なぜなら、
もし、彼らの目的が本当に募金を集めることであれば、
街に立ち興味のない人に呼びかけることなどしません。
その証拠に、
本気で「救いたい」と考えている人は、自分の出来る範囲で寄付しているのです。
ただ、
このように言うと「それだけでは足りない」と言うかもしれませんが、
そんな路上に立って、興味のない人に呼びかけている暇があるのであれば、
自分が稼ぎ「寄付」した方が、よっぽど貢献できるのです。
では、なぜ稼ぐことから逃げるのか?
それは、
稼がなくていい理由を持つことで、逃げることが出来るからです。
ただ、
そうしている限り、何も変えることなど出来ません。
そして、
言い訳に生きている人は自己犠牲を
美徳と感じ、まず遠くの他人を救うことを考えますが、
本気で世界を救いたいのであれば、内から外へといった正しい順番を
知る必要があるのです。
自分→家族→友人→知人→他人
どんなに綺麗事言ったところで、
自分の欲ほど強いものはありません。
もちろん、
その中には「家族の愛」というものがあるからこそ出せるパワーというものもあります。
ただ、
大切なのは、自分の欲に目を背け外に逃げている人は、
他人を救うことなど出来ないということです。
だから、
何でもいいので、
自分の欲と素直に向き合い1つでも多くの欲を満たすことです。
他人や世界は、その後です。
自分や家族を我慢させ、
世界を救うというのは、ただのエゴであり、
自己犠牲に酔っているにすぎません。
その前に、やることがあるはずです。
その為の第一歩は、
あなた自身が幸せになることです。