ある本にあったのですが、
相手に議論を投げかける人は、
友達が少ない嫌われ者が多いようです。
議論を投げかける本人は、
自分の言動は正しいと思ってアクションしていますが、
結果としては、多くの人に嫌われたり避けられたりしているというのです。
なぜ、議論する人は避けられたり嫌われたりするのか?
それはその人が内容的に間違えたことを言っているからではありません。
議論を投げかける人の意見が、
内容的に正しかったとしても、
議論を投げかけられる相手は楽しくないからです。
多くの人は、正しさより楽しさを求めるので、
楽しくない気分にさせる相手を避けてしまうのです。
また、議論したがる人の目的は、
議論して自分の正当性を相手に認めさせて、
自分に利益誘導することであることが多いからです。
自分に利益誘導しようとする人がいたら
それは他の人の利益を損なうことにつながるので
その人は嫌われてしまって当然ということになります。
なので、議論好きの人というのは、
ほとんどの相手にとって、ただの迷惑者でしかないので、
避けられてしまっても仕方がないようです。
もし、このことに気づかず、
つい議論をしてしまうタイプだった場合には、
今後くれぐれも気をつけたいものです。
コミュニケーションというのは、常に相手ありきですので、
相手に不快な思いをさせたり、
相手の利益を奪おうとしたりしないことが大切だと私は思います。