今回は、FX取引所や仮想通貨取引所のサイバー攻撃(DDoS攻撃)の情報まとめてみました。
FX取引所や仮想通貨取引所のサイバー攻撃(DDoS攻撃)が多発
FX(外国為替証拠金取引)事業者や仮想通貨取引所を狙ったDDoS(分散型サービス妨害)攻撃が多発しています。
2017年9月21日までに、FX事業者の外為どっとコムやマネーパートナーズ、
証券会社の東洋証券などが被害を受けていました。
9月21日の午前10時に復旧した模様ですが、この件についての真相や情報についてまとめていきます。
FX取引所や仮想通貨取引所のサイバー攻撃(DDoS攻撃)とは
DDoSとは、ネットワークを通じた攻撃手法の一種で、
標的となるコンピュータに対して複数のマシンから
大量の処理負荷を与えることでサービスを機能停止状態へ追い込む手法のことです。
DDoSはDoS攻撃と呼ばれる攻撃手法を分散攻撃の手法へと発展させたものです。
DoSとDDoSの違い
Dos攻撃:ハッカーのマシン(PC)から直接、対象のWebサイトへトラフィックを大量におくる方法
DDos攻撃:ハッカーが多数の無関係なコンピュータに侵入して、それらのコンピュータから一斉に、対象のWebサイトへトラフィックを送る方法
今回のFX取引所や仮想通貨取引所のサイバー攻撃の構図
この件に関しては読売新聞などのソースを元に書いています。
仮想通貨取引所やFX取引所へのDDoS攻撃、構図は
1.DDoS攻撃
2.攻撃停止の代償としてビットコイン要求
という形での時間対損害額の支払いを要求する形で行われました。
今回のFX取引所や仮想通貨取引所のサイバー攻撃の犯人
犯人はArmada CollectiveあるいはPhantom Squadを名乗り、同様の手口で昨年から世界的に活動している模様です。
ちなみにマネーパートナーズは2ビットコイン(約85万円相当)の支払いを要求する英文メールを受信と認めています。
また別のシステム提供会社では、
「Armada Collective」を名乗る攻撃者から金銭を要求する脅迫メールを受信したとのことです。
今回、FX取引所や仮想通貨取引所のサイバー攻撃を受けた取引所
今回、FX取引所や仮想通貨取引所のサイバー攻撃を受けた取引所は下記の画像に記載しています。
まとめ
利用している人から見たらサーバが停止するのはポジションを持っていたりすると、
最悪信用取引ならロスカットなども考えられるので、非常に怖いですね。