今回は、Cardano(カルダノ)の新しいウォレットである
『Yoroi wallet』について徹底解説してみました。
Cardano(カルダノ)から新たに誕生したYoroi wallet
Cardano(カルダノ)から新たに誕生したYoroi walletですが、
今回はこのYoroi walletについて具体的に記事にして書いていこうと思います。
Icarus(イカロス)については下記の記事を参照してください。
Yoroi walletとは
Yoroi walletとは、Emurgo(エマーゴ)よりリリースされるウォレットになります。
Yoroi walletとは、GoogleChrome(グーグルクローム)の拡張機能として実行されます。
現在主流とされているMetamask(メタマスク)のような使い方が可能になります。
Yoroi walletの特徴
Yoroi walletの特徴について説明します。
Yoroi walletの特徴1:すぐに取引を行える
Yoroi walletはCardano(カルダノ)のライトウォレットになりあmス。
Daedalus(ダイダロス)ウォレットでは、フル・ノード・ウォレットであり、
ブロックチェーンの完全なコピーをダウンロードしていたので起動までに時間がかかりましたが、
Yoroi walletはダウンロードする必要がなくすぐに取引を行えるようになります。
Yoroi walletの2特徴:安全性
Yoroi walletは高品質のコードやテスなどを行われており、セキュリティが非常に強力です。
秘密鍵は暗号化されており、サーバーまたは第三者のプロバイダと共有されることがありません。
またプライバシーを保護するため、Yoroi walletは分析機能を実装していません。
Yoroi walletの特徴3:シンプルなUI
Yoroi walletは誰でも利用できるようなシンプルなユーザーインターフェイスです。
あまりPCなどが得意でない方でも利用することが可能です。
Yoroi walletはいつ利用できるのか?
Yoroi walletはもうすぐベータ版がテストネットに接続される予定であり、
正式なリリースは9月中旬になる予定です。
Yoroi walletの技術について
Yoroi walletの技術についてご紹介したいと思います。
サイトに記載されている
「Node.js」「WebAssembly」について説明していきます。
node.js
node.jsとは、サーバーサイドのJavaScript実行環境です。
フロントエンドとは、HTMLやCSSと組み合わせて、
ブラウザ上にグラフィカルに表示する部分を操作するためのJavaScriptです。
node.jsはメモリ消費量が少ないことも特徴です。
WebAssembly
WebAssemblyとは、2015年6月に
・Mozilla
・Microsoft
・Apple
が標準フォーマットとして開発することに合意した、
ブラウザからアセンブリ(機械語)を実行できるようにする技術です。
WebAssemblyは高速化やJavaScriptの処理系にできないことをするといった目的で提案された
技術になります。
Yoroi walletのロードマップ
Yoroi walletのロードマップについて説明します。
このロードマップの中で特に重要なのが、
iOSとAndroid用のネイティブモバイルアプリとステークプールですね。
今後モバイル用のウォレットもできてきますし、ステークプールも対応するので、
Yoroi walletの利便性が高まりそうですね!!
Q4 2018
・その他の言語
・他のブラウザのサポート
・ハードウェアウォレットの統合
・Excelへのトランザクションのエクスポート
・iOSとAndroid用のネイティブモバイルアプリ
2019年上半期
・ステークプール
・今年発表予定のさらなる開発
2019年後半
・来年上半期に発表されるさらなる開発
Yoroi walletの公式サイト
Yoroi walletの公式サイトは下記のリンクになります。
まとめ
Yoroi walletの誕生により、Cardano(カルダノ)のADACoin(エイダコイン)の
利便性はさらに向上しそうですね!!