今回は、Cardano(カルダノ)の新たなウォレットである
『Icarus(イカロス)』についてまとめてみました。
Cardano(カルダノ)の新たなウォレットである『Icarus(イカロス)』
Cardano(カルダノ)がスペシャルアナウンスメントで発表されましたね。
今回は、Cardano(カルダノ)の新たなウォレットである『Icarus(イカロス)』について
ご紹介していきたいと思います。
Icarus(イカロス)とは
Icarus(イカロス)とは、Google Chrome(グーグルクローム)の拡張機能として
ブラウザ上で動作する開発者向けのウォレットになります。
Icarus(イカロス)はオープンソースであり、
Githubを利用して独自のウォレットを作成することが可能になります。
Icarus(イカロス)の特徴
Icarus(イカロス)の特徴について説明していきたいと思います。
Google Chrome(グーグルクローム)からダウンロード
Icarus(イカロス)は、Google Chrome(グーグルクローム)から
ダウンロードすることができます。
ウォレットの復元が可能
Icarus(イカロス)は2〜3分でウォレットの復元が可能です。
オープンソース
Icarus(イカロス)はオープンソースであるので、
開発者が独自のウォレットを作成することが可能です。
バリデーションが必要ない
Icarus(イカロス)では、バリデーションが必要ありません。
バリデーションとは、Daedalus(ダイダロス)のような
ブロックチェーンのコピーをダウンロードし、データの妥当性を確認する方法です。
これはブロックチェーン上に記載されている取引をすべてコピーし
ダウンロードしなくてはいけないので、起動までに時間がかかりますが
バリデーションが必要ないので、スムーズにウォレットを活用することが可能です。
また、Yoroi walletもバリデーションが必要ありません。
起動までのスピードが早い
Icarus(イカロス)は先程説明したとおり、バリデーションの代わりに
サーバー上でブロックチェーンをコピーして利用できるので、
動作が早く使いやすいウォレットです。
Icarus(イカロス)とYoroi walletの違いについて
Yoroi walletとは、Emurgo(エマーゴ)が提供する予定のライトウォレットになります。
Yoroi walletについては下記の記事を参照してください。
Icarus(イカロス)とYoroi walletの違いについてですが、
Icarus(イカロス):開発向けのウォレット
Yoroi wallet:Daedalus(ダイダロス)よりも素早く扱うことができるウォレット
という違いです。
ですので、Yoroi walletを活用することが一般的だと思います。
Icarus(イカロス)はどんな活躍が期待されるか?
Icarus(イカロス)はどんな活躍が期待されるかですが、
やはりオープンソースであるので他のコミュニティがウォレットを開発をして
Cardano(カルダノ)が分散化されていくことが期待されています。
つまりIcarus(イカロス)を活用した
サードパーティーのアプリケーションが今後出てくる可能性が高いです。
より多くの人がCardano(カルダノ)を利用する機会が増えてくるのではないかと思います。
まとめ
Icarus(イカロス)を活用したサードパーティーのアプリケーションが増えていけば
自ずとCardano(カルダノ)自体が普及されていくので非常に楽しみです!!