今回は、2017年の仮想通貨の確定申告に活用できる損益計算サービスについてまとめてみました。
仮想通貨の確定申告のポイント
・前年の1月1日~12月31日に得た所得を計算する。
・2月16日~3月15日の期間に申請を行わなければいけない
・仮想通貨の税金は雑所得として扱われる
・所得税は累進課税のため、所得が高いほど税率が高くなる
・仮想通貨は日本円や他のアルトコインに交換した時、もしくは何かを購入した時に課税対象になる(マイニングで手に入れたときも課税対象)
・仮想通貨の所得は他の金融所得と損益通算はできない
2017年の仮想通貨の確定申告に活用できる損益計算サービス:Cryptact(クリプタクト)
Cryptact(クリプタクト)では、取引量や価格、手数料など細かく管理されており、今年度いくらの損益が出たのか計算してくれます。
また、Cryptact(クリプタクト)では、15 の取引所及び 1,680 種類の仮想通貨における実現損益計算に対応しています。
中心メンバーはゴールドマン・サックスにてヘッジファンドの運用や様々な金融システムの開発を経験しており、
利用者の視点で仮想通貨、ブロックチェーン、およびスマートコントラクトが身近なものとなる時代への貢献を目指しています。
2017年の仮想通貨の確定申告に活用できる損益計算サービス:BITCOIN TAX(ビットコインタックス)
BITCOINTAX(ビットコインタックス)とは、仮想通貨取引に伴う所得を簡単に計算できる無料サービスです。
開発者のakiyokoさんが公開しました。
BITCOINTAX(ビットコインタックス)は、仮想通貨取引所からダウンロードした取引履歴ファイルをドラッグ&ドロップするだけで計算でき、ユーザー登録も必要ありません。
現在BITCOINTAX(ビットコインタックス)では、bitFlyer(ビットフライヤー)、Coincheck(コインチェック)、Poloniex(ポロニエックス)に対応しています。
要望次第で随時取引所も追加するとのことです。
2017年の仮想通貨の確定申告に活用できる損益計算サービス:G-tax(ジータックス)
G-tax(ジータックス)とは、株式会社Aerial Partners(エアリアル・パートナーズ)が提供する仮想通貨の損益計算ツールです。
・カスタム登録がわかりやすい
・カスタムできる範囲は狭い
・ポジション不整合が表示されない(取引データが抜けていても気づけない)
・計算ツールも税理士紹介も上限に達しており、2017年度分で利用できる対象は狭い
・税理士にお任せプランは格安
2017年の仮想通貨の確定申告に活用できる損益計算サービス:Keiry(ケイリー)
Keiry(ケイリー)とは、仮想通貨の取引所・ウォレットを横断して損益を算出するシステムを開発しています。
個人の確定申告や法人の決算に利用できる帳簿を出力できます。
ZaifやCoincheck(コインチェック)、POLONIEXなどの取引所を利用可能です。
2017年の仮想通貨の確定申告に活用できる損益計算サービス:Coin Tool(コインツール)
Coin Tool(コインツール)とは、仮想通貨の確定申告用・計算ツール
・今年度利用料 4,500円 (税込)
・利用期限: 2018年2月8日〜11月末日
・決済手段はクレジットカード支払いのみ
・対象取引所はCoinchek、Zaif、bitFlyer、bitbankの4取引所となります(信用取引は未対応)。(今後は、海外の主要取引所に順次対応していく予定)
とのことです。
2017年の仮想通貨の確定申告に活用できる損益計算サービス:Coin Tax(コインタックス)
Coin Tax(コインタックス)とは仮想通貨の確定申告に掛かる一切合切の作業を全て請け負ってくれるサービスです。
・マイニング
・仮想通貨同士の取引
・仮想通貨FXなどの信用取引
なども対応可能ということです。
取扱いされている取引所ですが、
・bitFlyer
・coincheck
・zaif
・bitbank
・GMOコイン
・BINANCE
・bitfinex
・bittrex
・changelly
・CoinExchange
・cryptopia
・HitBTC
・kraken
・poloniex
・Quoine
と、多くの取引所に対応しています。
Coin Tax(コインタックス)は、特に取引の回数が多い人にとっては良いサービスだと思います。
Coin Tax(コインタックス)は独自のシステムによって、各取引所毎のデータを正確に取得し計算が行われるので安心です。
→https://www.cointax-consulting.com/
まとめ
現在では、仮想通貨の確定申告のサービスがかなり普及しているので、使えるものはどんどん使っておきましょう。
一番良いのは、税理士さんを雇ってやってもらるのが一番ですがね。